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スタッフブログ 院長 佐久眞ブログ 10ページ目

ストレートネックの原因

人間の頚椎(首の骨)は横から見ると、前凸のカーブをしています。
これを頚椎の前湾といい、人間の頭の重さは、約5kgぐらいですが、
それを支える為に頚椎の前湾が必要になっています。
 
 
ところが最近では、頚の前湾がなくなっている人が多い気がして、
ストレートネックになってきているのではないでしょうか。
 
そのストレートネックの原因の一つとして、
生活スタイルの変化が大きいです。
 
元々頚椎の前湾は遠くを見るのに適した形ですが、
現代では生活の中であまり遠くを見るような機会はなく、
パソコンや携帯、スマートフォン等の影響により、
下向きの姿勢を多くとるようになりました。
 
これにより実際にはストレートネックというよりは、
首の上の部分(上部頚椎)で後弯化しつつ下部頚椎で前湾を
なんとなく維持していると思われます。
首や、頚椎全体が後湾化するような形が日常で多くなっています。
 
もちろん、ちゅ楽ではレントゲンのようなものはないので、
触診による感覚で湾曲や歪みを診ているので、
確実な判断ではありませんが、ストレートネックは
とても多くなっている気がします。
 
ストレートネックは、肩こりや首の痛みが症状として多いですが、
頭痛や三叉神経の乱れ、顎関節の開口制限にも影響がでてきます。
 
前湾がなくなってしまうのは時間をかけてなりますが、
瞬間的になってしまうこともあります。
それが交通事故などで、よく耳にするむち打ちです。
シートベルトでカラダの固定があるので、頭が前に振り出され
頚椎が瞬間的に強く曲がってしまいます。
これにより、首の中心(頚椎5番)あたりが後方変位していまい
前湾が消失してしまいます。
 

このようなむち打ちのような状態を
日常の生活で作ってしまっているのです。
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日頃、自分の姿勢を意識して、前湾のある綺麗な首を目指しましょう!
 
 

足がカラダに及ぼす影響

今回は、昨日に引き続き足について
足がカラダの他の関節に影響するというのを書いていきます。
 
まず、片足に体重を乗せて、足の内側に体重をかけてみてください。
すると、内側のアーチが潰れてしまいます。
内側のアーチが潰れた状態になると、膝が内側を向いてしまい、
太ももの内側が伸ばされた感じになり、骨盤がねじれていきます。
 
逆に、足の外側に体重をかけてみると、外側のアーチが潰れてしまい、
膝が外側を向いて、太もも外側が伸ばされた感じになり、骨盤が
ねじれていきます。
 
足とカラダの関節の関連性を少しだけ例にあげたのですが、
本来は、もっと複雑に関係しています。
 
足がカラダの一番下にあって重力があるいじょう、足の少しの変化が、
膝、股関節、骨盤、背骨、肩への関節や位置への影響がでます。
 
また、歩行時に足の動きや体重のかけ方がおかしいと、膝や股関節、
骨盤などに異常がおこることも多くあります。
 
股関節症や変形性膝関節症、腰の障害がある人は、偏平足
外反母趾などの足部異常も多いです。
 
これらのことからも、足とカラダ全体が相互に関連し合っている
ことがよくわかります。
 
腰や股関節、膝の痛みでお悩みの方は、一度ご相談ください。
もしかしたら、足が関係しているかもしれません!

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歩行について

お客様に、歩き方の質問をよくされます。
 
今回は、歩き方についてです。
 
歩き方は、いろいろな研究がされていて
 
踵から着くとか
直線を歩くとか
前脚を中心にとか
後脚を中心にとか
お腹から脚が伸びているとか・・・etc
 
とにかく、いろいろ話すと長くなるので、
今回は、基本的なことを説明しますね。
 
通常、歩行時の足は、踵から地面に接し、次に足全体で体重を
支え、そしてつま先で蹴り出すというように運動します。
 
蹴り出した足は、いったん地面を離れ、前に踏み出されて、
また踵から地面に接します。
これを繰り返すことで、人間は二本の脚で歩くことができるのです。
 
歩行時に、足は「衝撃吸収」と「蹴り出しのテコの原理」
の役割をしています。
 
地面に足が接地する時に、足のアーチがスプリングのような役割で
足全体を内側に沈み込ませて、衝撃を吸収します。
 
次に足の硬さが必要な蹴り出しで、テコとして機能します。
 
今回は脚(足)だけにフォーカスして書いていますが、
これに骨盤の動きや体幹、肩甲骨、腕とさまざまな部分の
動作で歩行ができています。

 
 
次回は、足がカラダにどれぐらい影響しているか書いていきますね。
 

カラダの癖

カラダの癖を取り除くことが、カラダを改善させる方法のひとつです。
 
前回、「脚の癖」でも書きましたが、カラダの間違った癖が
カラダに負担をかけていることを、常々感じてしまいます。
 
子供のカラダは癖がなく、大人になるにつれて間違った癖が
身についてしまっています・・・(T_T)
 
トップアスリートの子供の頃の話です。
 
「長距離走、マラソン王国」と言われるケニアや
エチオピアの子供達は、学校まで数十キロの距離を
毎日走って通っているのは有名な話です。
 
もちろん、日本のトップアスリート達も、
幼少の頃から厳しいトレーニングに励んでいた方が
多くいらっしゃいます。
イチロー選手や内村航平選手、錦織圭選手なんかは、
子供の頃からトレーニングをしていた映像をテレビで
ご覧になった方もいると思います。
 
「脚が速い人」「球を速く投げれる人」「高く跳べる人」
とにかく「身体能力が高い人」の共通点は
「子供の頃から活発に体を動かしていた事」なんだと思います。
 
体に癖の少ない幼少の頃から、活発に体を動かしていた事で、
人間の体にとって正常な「姿勢」「体の動かし方」が
しっかりと身に付いているのではないでしょうか?
 
正常な「姿勢」「カラダの動かし方」が身に付いているからこそ、
全身の筋肉を万遍なく、正しい役割で使うことが出来ます。
 
子供の頃に出来ていた、「姿勢」や「カラダの動かし方」を
もう一度取り戻しましょう!!

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脚の癖

お客様から、よく質問されることが、
 
O脚はよくなりますか?」
O脚は、骨が曲がっているから良くならないですよね・・・」
「昔からX脚で・・・」
 
脚の形を気にしている方は、けっこういますね。
 
ネットで調べてみると、
「膝が離れているから、膝をくっつければ良い」
「内転筋などのバランスよく鍛えると良い」
膝をくっつけて、スクワットするとか・・・etc
 
とにかくたくさんの情報がでていました。
 
全ての情報が、あっているとは限りません!
その情報で、より脚の癖を深刻化させている
場合があるかもしれません!
 
O脚X脚・膝下O脚などの根本原因は、
股関節や足首、骨盤などのアライメントの崩れが大きく関係します。
 
写真 2.jpg写真 1.jpg
 
 
上画はO脚改善のビフォー&アフター画像ですが、
実はこの2枚の写真、撮影間隔はわずか4分なんです。

つまり約4分ほどでO脚が良くなったという事。
1分ほどの施術と3分ほどのトレーニングでかなりの改善がみられます。
 
O脚X脚・膝下O脚などは、
「脚の癖」の根本部分さえ改善されれば、かなり良くなります。
 
脚の形を気にされている方、一度ご相談ください。
 
もちろん個人差はありますが、「脚の癖」に気づくことが
改善には重要です。
 

自分のカラダに正直に

ある新規のお客様のお話です。
 
他の治療院に1年間通い、膝の痛みがまったく変わらず
あげくにお尻の痛みになり、病院へ行くと「坐骨神経痛」と言われたそうです。
 
それから「ちゅ楽」のことを知人からの紹介で知り、
ご来店いただきました。
 
何度かご来店いただいて、お尻の痛みはすぐに良くなり
膝の痛みもかなり減ってきました。
 
脚部のアライメントの悪さが原因と判断しました。
 
他の治療院では、「硬いですね~、運動不足だからね~」
「歳だからこれ以上悪くしないようにしないとね」
とか言われて、いっこうに痛みは変わらなかったそうです。
 
他の治療院の文句が言いたい訳ではありません。
自分の所が良くて、他が悪いと言っている訳でもありません。
 
もう少し自分のカラダの声を聞いて、それを伝えるべきです!
 
痛みが良くならないのなら、
いろいろな治療院に行ってみるとか、
いろいろな施術を試してみるとか、
 
良くならないことを言い出しづらくなることもあるかもしれません。
 
でも、自分のカラダに正直にあってほしいです。
 
僕も、お客様には痛みを我慢せずに、
どういう時に痛いのか?
どうしたら痛いのか?
を明確にし、良くならなかったら
あやふやにしないで、ちゃんと伝えてほしいことをお話します。
 
だから、施術をして痛みが変わらないお客様がちゃんと
その事を話すことのできる環境を作ることが重要だと思っています。
 
ちゅ楽では、お客様の話を大事にしています。
是非、ご相談ください。

バランス

バランスの良いカラダ、バランスの良い動き、バランスの良い姿勢、
 
このバランスということをよく聞きます。
 
 
どのようにバランスをとり、安定させていますか?
 
 
筋力アップして、身体の強度を高めることによってでしょうか?
 
 
バランスをとるためにはもっと筋力をアップさせないといけないと
 
思いがちです。
 
腰痛のお客様に、身体のバランスの崩れを指摘すると、
 
よく言われる事があります。
 
 
 
「じゃあ、もっと腹筋と背筋を鍛えないといけませんね。」
 
って言われます。
 
もちろん、腹筋と背筋のバランスは大事ですが、
 
それだけで腰痛になっているわけではないんです。
 
 
最近、運動指導をされている現場でも、
 
体幹とかコアを鍛えましょう的な運動が流行っています。
 
サッカーのセリエAで活躍している長友選手なんかも、
 
体幹を鍛えて、外国選手に負けないようになったといわれています。
 
実際、コアを鍛えることで安定感は向上します。
 
 
僕も、自分のトレーニングにコアトレは必須のトレーニング方法です。
 
 
何が言いたいかといいますと、バランスが取れている時というのは、
 
頑張っていない時で、力が入っていない時だということです。
 
重力があって、骨格がきれいに配列されていれば
 
最小限の筋力でバランスがとれる状況をつくれるということです。
 
 
肩こりや腰痛に悩んでいて、治療院やマッサージ屋に行って、
 
肩や腰だけ揉んでもなかなか改善できない事はよく聞きます。
 
脚のねじれや骨盤のねじれ等で、身体のバランスが崩れて
 
肩や腰の負担になっている原因がある気がします。
 
 
バランスのいいカラダは、筋力だけではなく骨も大事というお話でしたヽ(*´∀`)ノ

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呼吸と自律神経

今回は呼吸と自律神経についてです。
 
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自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、
 
24時間働き続けている神経です。 
 
体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、
 
安静時や夜に活発になる副交感神経があります。 
 
 
その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。 
 
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、
 
体の器官にさまざまな不調が現われます。
 
 
 
自律神経というのは、意識しなくても働いてます。
 
逆に言うと、自分の意思の通りには動いてくれませんね。
 
心臓の動きを少し止めようと思っても止まりません。
 
 
 
 
普段、呼吸は意識していなくても自律神経によって
 
コントロールされています。
 
寝ていても呼吸は止まらないです。
 
 
しかし、呼吸は僕らが意識してコントロールすることもできて、
 
そして、この呼吸のコントロールで、自律神経そのものに
 
働きかけることができるんです。
 
 
呼吸は、緊張やリラックスの状態と関係していて、
 
身体の姿勢などに大きく関わっています。
 
 
副交感神経が優位の時は、リラックスした状態にあり、
 
深くゆったりとした呼吸になります。
 
交感神経が優位の時は、呼吸も浅くて早くなります。
 
 
浅い呼吸が習慣になっていると、胸郭が拡がらないので
 
背中が丸くなり胸が圧迫されて、カラダの問題に発展します。
 
 
カラダだけではなく、精神状態への影響もあります。
 
緊張状態や恐怖心がある時は、呼吸が浅くなっています。
 
 
さて、その大事な呼吸のやり方なんですが・・・
 
 
いろいろあって腹式呼吸や胸式呼吸、鼻から吸うとか口から吸うとか、
 
いろいろな理論があります。
 
何が良くて、何がダメとは言いきれませんが、
 
自分の一番やりやすい方法が一番いいと思います。
 
 
 
みなさんも呼吸を意識して、自律神経に働きかけてみましょう!

冷え性対策!!

「体の悩みを解決したい。」
 
人によって色々な悩み、色々な症状があります。
 
もちろん悩みの原因も様々です。腰痛であればパソコンの使いすぎや
 
姿勢の悪さ、運動不足などが多い原因です。
 
特にこの季節に多い女性の悩みに、冷え性等があげられます。
 
 
1月、2月の寒い季節には、カラダの冷えは誰もが気になること、
 
腰痛足のむくみ、肥満や肉体疲労にも大きな影響を与えます。
 
 
万病の元とはよく言いますが、風邪や冷え症、不眠症・・・
 
たくさんの万病の元があります。
 
この中でも、「風邪はひかないが、冷えは常にあります。」という
 
方は多くいらっしゃると思います。
 
 
 
では何故、冷えは起こるのでしょうか?
 
・自律神経の乱れ
 
・皮膚感覚の乱れ
 
・血液循環の悪化
 
・筋肉量が少ない
 
・女性ホルモンの乱れ
 
・その他
 
とにかく、多くの原因が存在します。
 
 
では、どうやって解消するのかというのが気になります。
 
まず簡単なことは、普段の食生活の見直しや
 
規則正しい睡眠で生活リズムを整えたりが無難でしょう。
 
そして、セルフケアだけではなくて様々なアプローチが必要です。
 
有酸素運動やストレッチ、インナーマッスルのトレーニングや
 
整体、アロマトリートメント、フットトリートメント・・・。
 
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ちゅ楽で冷え性におすすめのコースはこちら
 
 
それから、足の冷えを取るということです。
 
冷えと寒さは違います。
 
冷えを取ろうとしてシャツやセーターなど上着を着込みます。
 
しかし、それでは冷えが取れるどころか、すでに温まっている
 
上半身をさらに温めるので、「冷えた足」とのぼせた上半身との
 
温度差はますます開きます。
 
上着を着込んでも、足の冷えを取ることにはなりません。
 
冷たくなった足先を温める事で全身の血流が良くなり、
 
体温が上昇し、冷えが解消されます。
 
 
前回のブログにも冷え性対策の商品が紹介されています。こちら
 
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冷え性だからと言って温めることもたしかに必要ですが、
 
本当に大切なのは、「どうして冷えてしまったのか?」
 
という原因を考え、改善していくことが重要ではないでしょうか。
 
 
 

スポーツ障害とスポーツ外傷

昨日のフィギアスケート見ました?
 
羽生くんの怪我をして滑っていた映像です。
 
ニュースでしか見ていませんが、選手生命が危うい状況の
 
出場にはかなりの賛否両論がありそうですね。
 
 
 
スポーツには怪我や故障などが多くあります。
 
 
子供から大人まで楽しむことが出来るスポーツですが、
 
どんなスポーツにも怪我などのリスクが潜んでいます。
 
 
その一つにスポーツ障害というものがあります。
 
 
スポーツ障害は、体のオーバーユースが原因などで、
 
体を酷使することによって生じる事が多いです。
 
 
同じ競技を何年間か続けると、同じ動作を繰り返し、
 
日々練習を行うことによって体の一部分に負担がかかってしまいます。
 
 
もちろん、スポーツの種類によって負担のかかる場所は違い、
 
筋肉や靭帯を傷めたり、疲労骨折を引き起こしてしまうこともあります。
 
 
 
スポーツでの怪我には、一回だけの外傷で起こるものと、
 
慢性的に起こるものがあります。
 
 
昨日の羽生くんのように、スポーツをしている最中に相手とぶつかったり、
 
転んだりした場合に強い負担がかかる怪我をスポーツ外傷といいます。
 
 
主な症状としては骨折、捻挫、腱断裂、脱臼、肉離れなどがあります。
 
 
 
そして慢性的な負担がかかることによって起こる怪我は、
 
スポーツ障害といいます。特定の部位に繰り返し負担がかかるもので
 
テニス肘、野球肘、野球肩、ランナー膝、腰痛・・・etcなどです。
 
 
 
スポーツ障害は、スポーツをする前にしっかりとウォーミングアップを行ったり、
 
また運動後にはクールダウンを行うようにすると予防することが出来ます。
 
トレーニングも無理をせずに自分に合った方法で行うようにしましょう!

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