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心と体はつながっている ― 不調の"根っこ"はどこにある?



「病院で検査しても異常なし」「でも、体がつらい…」
そんな声を、私たちは本当によく耳にします。
肩こり、腰痛、頭痛、胃の不調、眠れない、息が浅い――。
実はその“原因不明の不調”の多くが、心と体のつながりにあります。
 


■ 体に出る「心のサイン」

人間の体は、ストレスや不安、プレッシャーなどの心理的な負担を、筋肉の緊張や血流の変化として表現します。
たとえば、緊張すると肩が上がる、胃がキリキリする、息が浅くなる――。
これらはすべて、脳が危険を感じて**「防御反応(交感神経の興奮)」**を起こしている状態です。
 

ストレスが続くと、自律神経が乱れ、
・眠れない
・呼吸が浅い
・疲れが取れない
・肩や首の張りが強い
といった慢性症状へと発展します。
これがいわゆる「心身相関」と呼ばれる状態。つまり、心が疲れると体も悲鳴をあげるのです。
 


■ 自律神経と体調の関係

私たちの体をコントロールしているのは「自律神経」です。
これは、呼吸・血流・消化・免疫など、生きるために欠かせない働きを自動的に調整しています。

自律神経には、

  • 交感神経(活動・緊張モード)

  • 副交感神経(休息・回復モード)
    の2つがあります。

ストレス社会の今、多くの人は交感神経が優位になりすぎており、常に体が「戦う・逃げる」状態に。
その結果、筋肉は硬直し、血流が悪化し、酸素が届かなくなり、慢性的な疲労やコリ、痛みを引き起こします。
 


■ 体の不調が「心」にも影響する

逆に、体の状態が悪くなると心にも影響します。
たとえば姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、酸素不足で脳の働きが低下。
イライラしたり、集中力が落ちたり、気分の浮き沈みが激しくなることも。

つまり、**「心が体をつくり、体が心をつくる」**のです。

この悪循環を断ち切るには、どちらか一方ではなく「両面から整える」ことが必要です。
 


■ 「ちゅ楽」のアプローチ ― 心身一如の施術

「ちゅ楽」では、体の歪みや筋肉の硬さを整えるだけでなく、自律神経・血流・呼吸の流れにも着目しています。
とくに「リリース整体」では、筋膜を介して神経や循環系にアプローチし、心身を一体として回復させるのが特徴です。

また、アロマケアやヘッドケアでは、自律神経のバランスを整えるために、香りと触覚の両方から脳をリラックスさせます。
施術後に「体が軽くなるだけでなく、心までスッとする」という声を多くいただくのは、このためです。
 


■ セルフケアで“心身のリセット”を

日常でも、心と体のバランスを保つための習慣を取り入れることが大切です。

  • 深呼吸をする:3秒吸って6秒吐く「副交感神経スイッチ」を入れる呼吸法

  • 1日5分のストレッチ:肩甲骨・骨盤まわりを動かすだけで血流改善

  • スマホを置く時間をつくる:脳疲労と眼精疲労を防ぐ

  • 好きな香りを取り入れる:嗅覚から脳のリラックスを促す

小さな習慣の積み重ねが、心身の調和を生み出します。
 


■ 「心と体がつながっている」ことを忘れないで

不調が続くと、どうしても「どこが悪いのか」と原因を探したくなります。
でも、時には「心が疲れているサイン」かもしれません。
どちらが悪いのではなく、両方が助け合いながら回復していく――それが本来の自然な状態です。

「体が軽くなったら、心まで明るくなった」
「何年も悩んでいた痛みが、呼吸と一緒に抜けていった」

そんな瞬間を、あなたにも体感してほしい。
「ちゅ楽」は、心と体を整え、あなたが本来の自分を取り戻すお手伝いをしています。
 

【ご予約はお早めに!】






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