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精油の紹介☆水目桜

水目桜

聞きなれない名前かもしれません。

成分のほぼ100%がサリチル酸メチルである水目桜の精油はとても特徴的な香りをしています。

正に“湿布”!

とても主張の強い香りです。

どの香りとブレンドしても、湿布の香りが勝ってしまうので、

湿布の香りが苦手な方には、少々辛い香りです。

ですが、

さすが“湿布の香り”サリチル酸メチルだけあって、

筋肉のハリやコリ痛みのある方には効果的です。

そして、このサリチル酸メチル、エステル類に分類されます。

エステル類の作用には、抗炎症作用、抗痙攣作用、神経系の鎮静作用などがあります。

神経系の鎮静作用=リラックスするんです、この“湿布の香り”。

メーカーさんで実験したところ、

グレープフルーツの香りよりも水目桜の香りの方が、脳がリラックスしていたそうです。



この水目桜、別名をヨグソミネバリ(夜糞峰榛)、アズサ(梓)などと呼ばれます。

夜糞ってひどい…。

その香りが名前の由来だそうですが、蒸留する前の枝の匂いを嗅いでみましたところ、

精油よりも、より爽やかで良い香りでしたよ。

昔の樵さんは仕事に疲れると、水目桜の皮を剥いで、

湿布代わりに肩や腰に貼っていたそうです。

剥いだばかりの樹皮は、瑞々しい香りでした。

ちなみに、

皇太子徳仁親王のお印【梓】はノウゼンカズラ科のキササゲの花なので、

水目桜とは別物です。



ちょっと話が横に逸れますが

古代ギリシャ人は柳の木からサリチル酸を抽出して服用していたと言われています。

古代ギリシャ人も鎮痛剤が欲しかったのですね~。

s-Salix alba.jpg 日本でも、かつて「柳で作った楊枝を使うと歯がうずかない。」という伝承があったそうで、

柳の樹皮や葉に鎮痛作用・抗炎症作用のあることが知られていました。

今日でも解熱鎮痛剤として使用されているアスピリンは、

柳の樹皮から抽出したサリチル酸をヒントに合成されたお薬です。



一方、サリチル酸をエステル化するとサリチル酸メチルが生成され、

こちらが湿布薬に使われている成分となります。

水目桜は天然の湿布薬なんです。

樹皮の見た目が桜に似ていることから“桜”と名前についていますが、

水目はカバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹です。

樹皮に傷をつけると水のような油が滲みだしてくるので【水目】と呼ばれるようになったそうです。

肩こり・腰痛・筋肉のハリなどでお悩みの方、

天然の湿布薬水目桜をお試しください。

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水目桜
科・属: カバノキ科カバノキ属
学名: Betula grossa  
抽出部位: 枝葉
抽出方法: 水蒸気蒸留法
原産国: 日本
採集: 野生
主な芳香成分: サリチル酸メチル


 

この記事を書いた人


   ヨガも本格的に学び
体を知り尽くしたスペシャリスト
   生長 真起子
Makiko Ikunaga

精油の紹介☆姫小松

松葉が柔らかく短めな姫小松は、

その名が表す通り、どことなく女性らしさを感じる優しげな松です。

北海道から九州までに自生する常緑針葉樹で、高さが20mに達するものもあるそうです。

赤松や黒松などが二様松であるのに対し、姫小松は針状の葉が5本ずつの“五葉松”です。

5本の葉を束ねるとちょうど円になるんですよ。

松葉というと、ツンツン尖ったイメージですが、姫小松の松葉は柔らかくしなやかです。

飛騨地方では、建築材として屋根を支える梁に多く用いられ、

雪深い飛騨で、民家の屋根に積もる雪の重みを支えてきました。

木目が細かく、柔軟で狂いが少ないことから、「木型」に使われたりもするそうです。

盆栽としても人気があるそうですよ。

一年を通じて緑の葉をつけ、千年の樹齢を保つとも言われる姫小松は、

長寿や夫婦和合の意味を持ちます。

こちらは、葛飾北斎の【姫小松に海老】。

s-hokusai021_main (1).jpg縁起のいいもの一杯の絵です。



姫小松は、松科の精油独特のツーンとした刺激臭がなく、香りは優しく深みのあるものです。

姫小松の精油には、木部からと枝葉から抽出されたものとの2種類があります。

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同じ姫小松と言っても、抽出部位によって香りが違います。

木部から抽出された精油は

森林浴の時に感じるような清々さと、刺激臭がなく落ち着いた気分を誘う香り。

枝葉部から抽出された精油は、

青々した清々しさの中に柔らかな甘みを感じる香り。

ちゅ楽では主に枝葉の部分から抽出された姫小松の精油を使用しています。

それは、枝葉部から抽出された姫小松の精油には、ネロリドールが15%以上も含まれているから。

ネロリドールは、その名が示す通り、ネロリの特徴成分です。

学名を【Citrus aurantium】というネロリの精油は、

ビターオレンジのお花から水蒸気上療法で抽出されます。

s-Citrus aurantium.jpg
このビターオレンジ、日本では「橙」と呼ばれています。  

そう、お正月の鏡餅の上に飾られている、あれ、です。

s-kagamimoti.jpg 「代々」繁栄するようにと、「橙」と言葉をかけて、使われる橙です。


ネロリの他にもネロリドールを含む精油はありますが、樹木の精油では珍しいです。

可愛らしいビターオレンジのお花からと姫小松の松葉からと、

同じ成分が抽出されるなんて、ちょっと不思議ですね。


ネロリドールには、

女性ホルモン様作用や、皮膚細胞成長促進作用、鎮静作用、抗炎症作用があります。

女性ホルモンに働きかけたり、皮膚細胞の成長に働きかけたりと、

女性には嬉しい効能を持っている姫小松なのです。

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姫小松

科・属: マツ科マツ属
学名: Pinus parviflora
抽出部位: 枝葉
抽出方法: 水蒸気蒸留法
原産国: 日本
採集: 野生
主な芳香成分: α‐ピネン、ネロリドール、β‐ピネン、サピネン、ミルセン、リモネン

 


この記事を書いた人


   ヨガも本格的に学び
体を知り尽くしたスペシャリスト
   生長 真起子
Makiko Ikunaga

精油の紹介☆黒文字

「何を着て寝ますか?」 「NO.5を数滴。」

s-11_sc_beerman_bras_plies.jpg出典: http://inside.chanel.com/ja/marilyn/marilyn-and-no5/11_sc_beerman_bras_plies


マリリンモンローがシャネルNO.5をまとって眠るというのは有名なお話でした。

眠る時に利用するのにおススメな理由がシャネルNO.5にはありました。

それは

シャネルNO.5の原料として使われていたのが“ローズウッド”だから。

リナロールを80%以上も含むローズウッドの精油は、

ウッディーな中にもバラに似たフローラルな芳しい香りが特徴。

この香りに包まれることで、深いリラックスを得て眠りに導かれます。

リナロールはラベンダーなどにも含まれるモノテルペンアルコールのひとつで

鎮静作用・血圧降下作用・抗不安作用・神経強壮作用・疲労回復作用などの効能があります。

お休み前のリラックスにはとても良いのです。
(現在のシャネルNO.5には化学香料を使っているようなので、不眠解消の効果は望めません。)

ローズウッドは、家具材料や香料材料として好まれ、乱伐が続いたため枯渇の危機にあります。

そのため、ローズウッドの精油をアロマテラピーに利用するのは難しくなっています。

ブラジル政府の保護下で植林が進んでいますが、非常に成長の遅い木なのだそうで、

絶滅の心配をせずに利用できるようになるのには、時間がかかりそうです。

そこで注目を集めだしたのが“黒文字”。

かつては、海外へ輸出されていたこともある“黒文字”の精油ですが、

最近では、知る人も少なくなりました。

ちゅ楽で使用している“黒文字”の精油の主成分もリナロールで、50%以上も含まれています。

成分バランスも香りもローズウッドとよく似ています。

s-kotoha_graph_k.jpg黒文字は、クスノキ科(ローズウッドもクスノキ科))の落葉低木で、

日本ですと楊枝に使われる材として知られています。

関西の方は、楊枝のことを「黒文字」と呼ぶこともあるそうですね。

小枝の部分に黒い斑点がある様子が、文字のように見えることから

「黒文字」と呼ばれるようになったと言われています。

リラックス効果のあるリナロールには殺菌効果もあり、

楊枝はかつて歯のお手入れをするためのものでした。

楊枝の起源はインドだそうで、平安から鎌倉時代に日本へと伝わった仏具なのだそうですよ。

黒文字は本州・四国・九州などに分布して生えているそうです。

枯渇が心配されるローズウッドと違って、黒文字の精油を採取するのは小枝の部分です。

木の幹を切ることがないので、山のお手入れをしてあげると増えていくとメーカーさんからお話を伺っています。

植物の恩恵にあずかる私達人間。

黒文字にも山にも優しい利用の仕方をしていきたいものです。

s-04.jpg黒文字

科・属: クスノキ科クロモジ属
学名: Lindera umbellate
抽出部位: 枝葉部
抽出方法: 水蒸気蒸留法
原産国: 日本
採集: 野生
主な芳香成分: リナロール、1.8シネオール、リモネン、α-ピネン、カンフェン

 



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   ヨガも本格的に学び
体を知り尽くしたスペシャリスト
   生長 真起子
Makiko Ikunaga



森林浴@ちゅ楽

先日のお休みの日に、高尾山へ行って来ました。

紅葉にはまだ少し早く、色づいている葉はほんの少しでしたが、

木々に覆われた山道を歩くのはとても気持ちが良く、

リフレッシュ&リラックスを満喫した一日となりました。

緑の中で過ごすのは気持ちがいいものですね。


ではなぜ、木々の中を歩くと、気持ちがいいのでしょうか?

私たちは樹木の発する揮発性の成分で木の香りを感じます。

 それらは、フィトンチッド(Phytoncide)と呼ばれ、

Phyton = 植物、cide = 他の生物を殺す能力を有する、の意味を持つロシア語が語源だそうです。

自力で移動することが出来ない植物は、

自らの生命を守るため、自らの成長を促すために

枝や葉、幹からフィトンチッドを大気中に放出しています。(森林気相現象)

フィトンチッドの多くは“テルペン類”と呼ばれる種類のもので、

アロマスクール時代に頭を悩ませた“精油の化学”には欠かせない成分です。(笑)
 
そう、

これらの木々の香りを抽出したものが“精油”です。

一般的には、水蒸気蒸留法を用いて抽出します。

テルペン類を始めとした精油成分のの含まれてる種類や量によって、

樹木の香りが違うものになるわけですが、共通して清々しさを感じさせてくれる香りがします。

そして、空気中に揮発している“テルペン類”などを浴びることを【森林浴】と言います。
 
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「森林気相現象」による、森林生態系への自浄作用には以下のものがあると言われています。

                          ○害虫忌避
                          ○有害菌の不活性化
                          ○消臭効果
○精神安定効果(リラクゼイション)など 


そして大自然の恵みともいえる「森林浴」は、上記の効果により、

私達人間に対しても次のような医療・美容効果をもたらしてくれます。
 
                          ○大脳皮質を活性化し調整力を高める
                          ○高血圧を抑制
                          ○神経系の緩和
                          ○皮膚病・呼吸器系疾患の改善
○アレルギー性疾患の予防・回復など 


針葉樹林内で最も多くみられるα-ピネン(テルペン類の成分のひとつ)を吸入すると、

脳血流量が増加することなども報告があるそうです。



フィトンチッドの発散量は初夏の頃が一番多く、秋や冬は少なくないようです。

今の季節、フィトンチッドの発散量は少ないわけですが、

色とりどりの紅葉は目を楽しませてくれ、

森の木々は、視覚的からも心理的に大きな効果を与えてくれていますね。


日頃忙しく、ストレス過多になりやすい現代に生きる私達。

緊張状態が続くと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。

自律神経のバランスの乱れから、身体や心に不調が現れることが知られています。

面白いことに、この自律神経のバランスが乱れている方たちに森林浴をしてもらうと、

交感神経が優位になっている人は、副交感神経の働きがあがり、

副交感神経が優位になりすぎている人は、交感神経の働きがあがり、

両者のバランスが取れることがわかっています。

とは言え、

リラックスすることの必要性は感じていても、忙しい中森に行くことは難しい時もあると思います。

ちゅ楽のフィトアロマテラピーのコースでは、日本の森から採取された「精油」を使用しています。

s-yuica1.jpg木々の香りの素「精油」を使用して行われるアロマトリートメントは、まさに【森林浴】。

横浜にいながらにして、森林浴効果を味わえます。

s-無題.jpg 森林の中で、ほのかに感じるテルペン類を始めとする精油成分による香りが、

疲れた体を癒し、やすらぎを与え、清々しい気分にさせてくれるように、

アロマトリートメントを受けていただくことで、「森林浴」効果を体験していただけるのです。

ちゅ楽で森林浴。

是非ご体験くださいませ。

桜吹雪と癒し

なんと桜は380種もあるそうで、名所と言われる所へ出掛けなくても、
そこここで桜色の世界を楽しむことができますね。
ちゅ楽の窓からは、はらはらと桜が舞い降りる様を見ることができます。
ここから桜の樹を見ることをできませんが、はらりはらりと舞い降りる花びらも風情があって素敵です。
先日の春の嵐、そして週末の嵐。
今は、芽吹き始めた銀杏の若葉が目に眩しいです。

満開の桜色も、はらりと舞い降りてくる花びらも、癒しの力があるように思います。
桜の花びらの落下スピードは、雪の降る速度とほぼ同じとか。
降りはじめの雪がはらりはらりと落ちてくる様と似てますね。

実際、桜の香りには癒しの力があります。
桜の香り???
満開の桜がむせるように香っていた…、なんて記憶は見当たりませんよね。
桜にも花の香りがあるようですが、とても弱い香りなのだそうです。
私たちが、桜の香りと言われて思い浮かべるのは、
桜餅に巻かれている葉っぱの方であったり、
桜ご飯や桜湯に使われる塩漬けのお花のほうであったりですよね。

あの独特の香りの主体はクマリン(C9H6O2)という成分なのだそうです。
通常の花や葉の中では糖と結合した「配糖体」という状態で存在するため、
実は美しく咲いている生の桜の花からはあの香りはしないのだそうですよ。
それが「塩漬け」にされると糖が分離してクマリンが生成され甘い香りを放つ状態に。
桜のあの独特の香りにどことなくホッとする感じがするのは、
主成分であるクマリンにリラックス効果を引き出す作用があるからなのです。
それだけはなく他にも様々な効能があるようです。
去痰や咳止め作用、血圧低下作用や二日酔い予防作用も期待できるようです。
二日酔いの予防に桜湯、なんて利用法も桜を楽しめていいかも、ですね(^^;)。

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女性の悩み

こんな↓チェック方法があるのをご存知ですか?

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そうです。

私はまさに更年期世代…。

若いころに比べて、よく汗をかくようになった!

この汗って、更年期のせいだったのぉ~!

ただ、汗をかくときは、汗をかく理由がある時なので、

単純に暑いだけよ、と自分をだましておりました。

チラシの右上の方に“アロマテラピーで心と体のリフレッシュ”、とありますよね。

7年ほど前に、私のアロマテラピーの先生から、

「30歳になったら、更年期対策の精油を使うように、とフランス人から言われたわ。」

と話を聞き、遅ればせながら使い始めました。

とはいえ、この時すでに30歳+二桁オーバーの年齢でしたので…

それでも ↑ ↑ ↑ 上の“更年期症状チェック”では、治療が必要なレベルには

達していなかったので、アロマ効果のおかげかもしれません。

これから折に触れて、【私の更年期-症状観察と報告】をブログに載せていこうと思います。

同じようなお悩みをお持ちの方、どうぞお声をおかけ下さいませ。

ひとりで悩むとよくありませんし、私も未知の体験なので、

いろいろ教えていただけると嬉しいです。

更年期の時のアロマケアについても、どうぞお聞きくださいね。

女性はいつまでも元気で美しくありたいですよね。

ココロとカラダのケアの方法のひとつとして、アロマテラピーはおススメです。

そう言えば、年々アロマトリートメントが好きになっています。

この、「好きだなぁ」という幸せ感も、皆さまに届くといいな、と思っています

アールグレイとアロマ

「アールグレイ」はお好きですか?

私はミルクティーにして飲むのが好きです。

紅茶ケーキの材料に使うのもいいですよ。

この「アールグレイ」はアロマテラピーとチョットしたつながりがあります。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、

「アールグレイ」の茶葉は、ベルガモットで香りづけがされています。

ベルガモットは柑橘系の精油のひとつとして有名です。

ビターオレンジとレモンの交配種で、小ぶりなオレンジくらいの大きさの

洋ナシのような形の実をつけます。

イタリアの小さな都市ベルガモからベルガモットと名付けられたと

言われています。

デリケートな木なので、特別な気候と土壌でないと生育が難しいそうです。

イタリアのメッシーナ海峡のほとりのレッギオ・ディ・カラブリアという町は、

ベルガモットの生い茂る町として知られ、最良品質のベルガモット精油が摂れると、

言われています。

精油は、熟した果実からではなく、まだ青く苦酸っぱい実を圧搾して得られます。

ベルガモット精油はオーデコロンにもよく利用されていますね。


1970年代にミラノ大学のパオロ・ロベスティー教授は、イタリアのオレンジ、

ベルガモット、レモンなど柑橘系の精油を神経科病院で処方し、ヒステリー、

うつ神経症などの症状に対して有効であることを世界で最初に臨床例として示しました。

とりわけベルガモット精油は、心配を和らげ神経の緊張を解く作用を有するとしています。

イタリアの民間療法では、古くから熱冷ましに用いたり、ケガの傷口を癒し、

肌のトラブルを治すのに役立つとされてきました。

アロマテラピーでベルガモット精油を用いるときの代表的な効能のひとつは、

なんといってもココロに対する働きです。

不安やうつ、イライラや緊張した気持ちを穏やかにし、

その一方で、気分を明るく引き立て、元気づけてくれます。

このように、その人の状況に合わせて、両面の作用を発揮し、

不安定な心のバランスを調整するのに、非常に役立ってくれる精油です。


ただひとつ、使用するときには気をつけなければいけないことがあります。

ベルガモットには、ベルガプテンという成分が多く含まれますが、

このベルガプテンには、光毒性があり、肌に使用した後、強い日光を浴びると、

シミや湿疹など、お肌のトラブルを引き起こす作用があります。

お肌に使うときは、夜のご使用がおススメです。


ちなみに、ソラレンを含む食品を食べてから陽に当たると、

紫外線の吸収を高めてシミができやすくなります、と昔々アロマのスクールで習いました。

キュウリ、レモン、セロリ、レタス、キウイ、パセリ、三つ葉、日本蕎麦、などなど…、

を食べるときは日が沈む時刻からが良さそうです。


 

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