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アロマのお話 2020年6月

暑い夏のマスク対策にアロマを活用

暑い夏のマスク対策、気になりますよね。

「夏のマスク、暑そうだなぁ~。」とぼんやり感じていたところから、

「そろそろどうにかしなくっちゃ。」と外気温の上昇に焦り始めました。



皆、同じ思いなのか、最近そこかしこで“ハッカ油”という言葉を耳にすることが多くなりました。

北海道のお土産コーナーで見かけて事がある方も多いと思います。


     北見ハッカ通商さん


薬局でも製薬会社さんが食品添加物として販売しているものを見かけますね。


   健栄製薬株式会社さん



お買い求めになったことはありますか?

お土産にいただくことはあるのですが、私は購入したことがなくて…。

このハッカ油をマスクの暑さ対策に使おう、と取り上げられている記事を最近よく見かけます。

ハッカ油を数滴、ハッカ油スプレーをシュッとひと吹きしたら、スース―して気持ちよさそうですよね。

暑さが引いていきそうです。

ハッカ油ではありませんが、私もアロマスプレーを良く使います。


  私の愛用するアロマスプレー

花粉症や風邪、インフルエンザのシーズンには、呼吸器トラブル用ブレンドアロマスプレーをマスクに、

暑い夏には首筋にシュッとひと吹きと愛用しているものがあります。

このアロマスプレーは、手作りすることもできます。

何故精油を直接ではなくて、アロマスプレーを使うかと言いますと、

精油を直接使うと、いろおろ刺激が強すぎなんですね。

マスクにしても首筋にしても、お肌に直接精油が付くのはよくありません。

マスクにひと垂らしなら、お肌に直接つくわけではありませんが、

原液の精油をそのまま吸い込むと、かなりキツイです。

ハンカチやティッシュに精油を垂らした場合、ずっと口元をハンカチで覆ているわけではないので、

精油原液を使用しても問題ないと思いますが、マスクだと、ずっと鼻と口を覆っているので、

原液では刺激が強すぎてムセますし、苦しいです。

精油の取り扱いにはに注意です。ハッカ油も精油です。

なので、通常、精油は薄めて使います。

アロマトリートメントなら植物油で希釈して、アロマスプレーならアルコールや水で薄めて使います。

そこで問題発生なんです。

本来ならアロマスプレー作りをおすすめしたいところなんですが、今、市場にアルコールが見当たりませんよね。

アロマスプレーを作るには、精油+無水エタノール+水が必要になります。

アロマ機材として売られているエタノールなら、売っているお店を見つけられるかもしれませんが、

薬局で売っているものと比べるとお値段が結構高くなります。

う~ん、何かいい方法はないものかしらん。

調べていたら、こんな方法が紹介されているのを見つけました。

コットンに精油を1滴垂らし、マスクと一緒にファスナー付きの袋に入れて密封して一晩おいておく。

袋の中で揮発した芳香成分がマスクに移るので、ほんのり香る状態になります。

これならキツい刺激の心配なく使えそうですね。

暑い夏、清涼感のある精油でお試しください。







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