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雨の日に雨の京都を思う

今日は朝から台風かと思うほどの大雨と風でした。
通勤途中、何度傘を強く握りしめたことか。
ちゅ楽に着いた時には、あまりに力を入れ過ぎた指が強張っていました。
通勤通学でびしょ濡れになった方も多かったことでしょう。
嵐でスタートの一日でしたが、もう寒さはありませんね。
春から初夏へと陽気が変わり、明日からは暑そうです。
GW前半は寒いくらいだったのが、ウソみたいに暖かくなりましたね。
日中は汗ばむほどです。
いえ、訂正…。
汗ダラダラです…私。
今からこんな様子で、夏が思いやられます。(笑)

その寒かったGW前半、私、寒い京都におりました。
予てから訪れてみたかったんです、京都宇治平等院。
10円玉でお馴染みですね。
関東地方の中高生の修学旅行と言えば定番の京都奈良。
今回私が訪れた時も、修学旅行生が沢山来ていました。
制服姿あり、ジャージ姿有、学校によって違って面白いですね。
私も中学生の時に訪れています。
ですが、どこを見て歩いたのか、ほとんど記憶にありません。
平等院も当然行ってるであろう、と思うのですが、ホント全く覚えていません。
大人になった今、「平等院、見てみたいなぁ。」となり、
平等院で検索してみたら、宇治にあるのですね。
そんなことも知らなかった!お恥ずかしい限り。
実際に訪れてみての感想は、良かったです!
藤の花が咲き、新緑に囲まれた平等院は美しかったです。



数年前に外側の修復が住んでいるそうで、色鮮やかでした。


曇り空が残念!

鳳凰堂の中は修理に入る直前とあって、足場が組まれていましたが、
中に入って阿弥陀如来坐像も見ることが出来ました。
鳳凰堂の中は、現在では色あせていますが、元々は色鮮やかに彩色されていたようで、
こうであっただろう様子を、ミュージアム鳳翔館でバーチャル体験することが出来ました。
このカラフルな状態を見られるものなら、
見てみたいなぁと思わずにいられないほど、素敵でした。
訪れてよかった!と大満足で平等院を後にしました。

美しいものを堪能した後はお腹がすきますね。(笑)
宇治と言えばお茶。お茶よね。
参道にはお茶を販売するお店、抹茶を使ったお菓子のお店、
抹茶ソフトクリームなんていうのもありました。
茶そばも良さげね、なんて思いながらも、気になっていたのは、
宇治の駅から平等院へと向かう途中に見かけた中華の薬膳料理のお店。
予約でいっぱいらしい感じでしたが、タイミングよくお席をゲット。
食事を終えて出るまで、ずっと満席でしたので、ラッキーでした。
季節ごとにテーマを設けて、それに沿ったお料理を提供しているそうで、
4月春のテーマは肝臓でした。
『春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と合点して食え』とは、
明治時代の食養研究家の石塚左玄氏の言葉だそうで、
日本でも春はデトックスの季節などと言われていますよね。
春の食物、ふきのとうや菜の花などの野草や山菜などのアクのあるものは、
冬の間にカラダに溜まった脂肪分を排出してくれます。
季節の旬のものを食べるのは美味しいだけでなく、体にとってもよいのですね。
そんなわけで、デトックスのためにもよく働く肝臓に良いとされる食物を
使ったお料理をランチにいただきました。


五穀米の中華粥と豚肉と大根の蒸したもの、柚子風味のトマト、シジミ、青菜など。

湯がいた胡麻団子は初めて食べました!温かくて美味しい!

ほっこりと優しいお味を楽しみました。
デザート2種は女性には嬉しいですね。
ジャスミンティーもポットでついて、心も体も大満足!
結局、抹茶も煎茶も抹茶のお菓子も、全く口にせず宇治を後にしたのでした。

この記事を書いた人


   ヨガも本格的に学び
体を知り尽くしたスペシャリスト
   生長 真起子
Makiko Ikunaga

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