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ほぐしても戻る理由、実は"脳と筋膜"にありました



「昨日マッサージ行ったのに、もう肩が重い…」
「その場では楽なのに、数日で元通り」

もしあなたがそう感じているなら、
それはあなたの体が悪いわけでも、年齢のせいでもありません。

実はそこに、
**多くの人が知らない“ある盲点”**があるのです。
 


コリは「結果」であって「原因」じゃない

前回お伝えした通り、
慢性的な肩こり・腰痛・首の張りは、
筋肉そのものではなく筋膜の硬さやねじれが関係していることが多いです。

でも、もう一歩踏み込むと──
なぜ筋膜が硬くなるのか?

ここを知らない限り、
「ほぐす → 戻る」を繰り返すことになります。
 


答えは「脳」と「無意識の緊張」

人の体は、
✔ 危険を感じたとき
✔ 不安やストレスを感じたとき
✔ 頑張り続けているとき

無意識に体を守ろうとして、力を入れます

・肩がすくむ
・歯を食いしばる
・お腹に力が入る
・呼吸が浅くなる

これらはすべて、
脳が体に出している防御反応です。

そしてその状態が続くと、
筋肉を包む筋膜が「これが通常だ」と勘違いし、
硬さを記憶してしまいます。

つまり──
コリは脳と神経のクセの結果なのです。
 


だから「強く揉んでも解決しない」

強い刺激で一時的に楽になることはあります。
でもそれは、
「一瞬スイッチを切っている」だけ。

脳と神経が変わっていなければ、
体はまた同じ緊張パターンに戻ります。

✔ デスクワークで肩が上がる
✔ スマホを見ると首が前に出る
✔ 無意識に呼吸が止まる

この“日常のクセ”が変わらない限り、
筋膜はまた固まります。
 


ちゅ楽が「筋膜 × 神経」を大切にする理由

青葉台のちゅ楽では、
単にコリをほぐすことを目的にしていません。

見ているのは、
・姿勢
・呼吸
・力の入り方
・動きのクセ
・話し方や表情

「この人は、いつ力が入るのか?」
「どこで無意識に頑張っているのか?」

そこを読み取った上で、
筋膜・関節・神経にアプローチします。

すると、
「触られていない場所まで楽になる」
「深く息が吸える」
「体が勝手に力を抜こうとする」

そんな反応が起こります。
 


本当に変わるのは「体」より「感覚」

印象的なのは、
施術後に多くの方が言われるこの一言。

「体が楽なのはもちろんだけど、
 なんだか“安心”します」

これは、
筋膜が緩んだだけでなく、
脳と神経が安全だと感じたサイン

人は安心すると、
自然と姿勢が整い、
呼吸が深くなり、
コリにくい体に戻っていきます。
 


コリは、あなたの努力の証かもしれない

コリや不調がある人ほど、
・真面目
・頑張り屋
・周りに気を遣う
そんな傾向があります。

体はずっと、
あなたを守るために働いてきただけ。

だからこそ必要なのは、
「無理に変える」ことではなく、
本来の状態に戻してあげること
 


次回は、さらに深い話をします

次は、
「なぜ呼吸が浅いと、筋膜は硬くなるのか?」
について。

「呼吸なんて意識したことなかった」
そんな方ほど、きっと驚く内容になるはずです。

コリをきっかけに、
体と心の関係を知っていく。

それが、
不調を繰り返さない一番の近道です。

また、続きを読みに来てください。
 

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