スタッフブログ
クリスマス前夜、少し立ち止まってみるという選択

街が少しずつ、赤と緑に染まってきました。
イルミネーション、流れてくるクリスマスソング、
「今年ももう終わりだね」という会話。
来週はいよいよクリスマス。
けれど不思議なことに、この時期にちゅ楽へ来られる方の多くが、
こんな言葉を口にします。
「ワクワクするはずなのに、なんだか疲れていて」
「気持ちが追いつかないんです」
「楽しいイベントなのに、体が重い」
それは、あなたが弱いからでも、気合が足りないからでもありません。
**12月という季節そのものが、人を“がんばらせすぎる月”**だからです。
12月は「楽しい顔」をしながら、無理を重ねる月
クリスマス、忘年会、仕事の締め、家のこと、家族のこと。
12月は、やることが増えるのに、休む理由は減っていきます。
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忙しいのが当たり前
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疲れているのは自分だけじゃない
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ここで休んだら負けな気がする
そんな空気の中で、体と心はそっと悲鳴を上げています。
でもその声は、とても小さい。
肩こり
首の重さ
寝ても取れない疲労
理由のないイライラ
深呼吸しづらい感じ
どれも「まだ動ける」範囲だからこそ、見過ごされがちです。
クリスマス前に体調を崩す人が多い理由
実は、12月中旬は一年の中でも
自律神経が乱れやすいタイミング。
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気温差
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日照時間の短さ
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年末特有の緊張感
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睡眠リズムの乱れ
これらが重なり、体はずっと“ON”の状態。
アクセルを踏み続けて、ブレーキを忘れているようなものです。
だからクリスマス直前に、
「急に腰が痛くなった」
「頭が重くて集中できない」
「気持ちが落ち込む」
という方が増えるのです。
クリスマスは「がんばる日」じゃなくていい
ちゅ楽では、この時期になると
「誰かのためじゃなく、自分のために来ました」
という方が増えます。
それはとても、自然な選択。
本来クリスマスは、
“何かを成し遂げる日”ではなく
“少し立ち止まる日”だったはずだから。
キャンドルの灯りがゆらぐように、
体も心も、ゆらぎながら整っていく時間が必要です。
体がゆるむと、心も自然にほどけていく
施術中、ふっと力が抜けた瞬間に
笑みがこぼれます。
理由を聞くと、皆さん同じようなことを言います。
「ずっと気を張っていたんだと気づきました」
「休んでいいって、体が教えてくれた気がします」
体をゆるめることは、
サボることでも、甘えることでもありません。
回復するための、立派な行動です。
クリスマス前に整えると、年末が変わる
体が整うと、
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呼吸が深くなる
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思考が静かになる
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余計な焦りが消える
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笑顔が自然に出る
そんな変化が起こります。
すると不思議と、
「やらなきゃ」が減り
「やりたい」が戻ってくる。
年末を“消耗戦”で終えるか、
“穏やかな締めくくり”にするかは、
このタイミングでの選択次第です。
今年のクリスマスは、体にもプレゼントを
誰かへのプレゼントはもう決めましたか?
もしまだなら、
自分の体にも、少しだけ優しさを。
・一年間がんばった筋肉
・フル稼働だった神経
・ずっと後回しにしてきた自分自身
それらをねぎらう時間は、
決して無駄になりません。
静かに、深く、整う。
それはきっと、
この冬一番の贈り物になります。

