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「冷え疲労」――その疲れ、冷えが原因かもしれません

「寝ても疲れが取れない」「体がずっとだるい」「気づいたら手足が冷たい」
そんな人に増えているのが、“冷え疲労(ひえひろう)”。
単なる冷え性とは違い、冷え疲労は体の深部が冷えて、エネルギー代謝が落ちている状態を指します。
表面的には体温が正常でも、筋肉や内臓の温度が下がっていることが多く、
疲労感・だるさ・集中力低下など、あらゆる不調の根底に関わっているのです。
◆ 冷え疲労の正体 ― 深部体温の低下
人の体は、深部体温が36.5℃前後に保たれているときに最も代謝が活発になります。
しかし、冷房・ストレス・運動不足・血流の滞りなどにより、
体の深部が冷えると、細胞の働きが鈍り、酸素や栄養が行き届かなくなる。
結果として、筋肉は硬くなり、内臓の機能も低下。体は常に“省エネモード”のような状態に。
この深部冷えは、東洋医学では「気血の滞り」、現代医学では「末梢血流障害や自律神経の乱れ」として説明されます。
つまり、冷え疲労とは“体の冷えによってエネルギーを生み出せない状態”なのです。
◆ 冷え疲労が引き起こす悪循環
冷えが続くと、体は守ろうとして血管を収縮させます。
しかしその結果、さらに血流が悪くなり、代謝も低下・疲労物質が溜まる。
これが「冷え → 疲労 → 冷え」という悪循環。
また、体温が下がると免疫力が30〜40%も低下すると言われています。
風邪をひきやすくなるだけでなく、ホルモンバランスも乱れやすく、女性では月経痛やPMS、
更年期症状を悪化させることもあります。
さらに深刻なのは、自律神経への影響。
冷えは交感神経を優位にし、“常に緊張状態”をつくります。
この状態が続くと、夜の寝つきが悪くなり、朝起きても疲れが抜けない「冷え性+疲労体質」へと変わってしまうのです。
◆ 冷え疲労セルフチェック
以下の項目に3つ以上当てはまる方は、冷え疲労の可能性があります。
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手足や腰、お腹が常に冷たい
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朝起きても疲れが抜けない
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風邪をひきやすくなった
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便秘や下痢を繰り返す
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むくみやすい
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肩こり・腰痛が慢性化している
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寝つきが悪く、熟睡できない
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体温が36℃未満
◆ 改善の鍵は「深部を温める」こと
カイロや入浴などで温めても一時的な効果しかないのは、表面しか温まっていないからです。
冷え疲労を根本的に改善するには、体の深部温度(インナーテンパー)を上げることが重要です。
青葉台ちゅ楽では、深部を温める「インディバ」をはじめ、アロマトリートメントやリリース整体などを組み合わせて、
血流・神経・筋膜の三方向から冷え疲労をケアしています。
インディバの高周波エネルギーは、皮膚表面ではなく筋肉や内臓の深部に直接熱を届けるため、
施術後も“体の中からポカポカ”が続くのが特徴です。
また、香りによるリラックス効果で副交感神経が優位になり、
「温め+休める」環境が整うことで、自然治癒力が高まります。
◆ 日常でできる“冷え疲労予防”
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毎日の入浴(38〜40℃で15分)
体の芯を温め、副交感神経を優位に。シャワーだけの日は冷え疲労が悪化します。 -
朝食をしっかり摂る
代謝を上げるスイッチは“食事”。特にタンパク質は熱を生むエネルギー源です。 -
軽い運動を習慣に
筋肉は“熱を作る臓器”。1日10分のウォーキングでも効果的。 -
温かい飲み物を意識
カフェインより、白湯やハーブティーを選ぶと体が緩みます。 -
深呼吸でリセット
浅い呼吸は交感神経を刺激します。1日数回、4秒吸って8秒吐く呼吸を意識して。
◆ 冷え疲労を放っておくと…
冷えを軽く見ていると、筋肉や関節の痛み、睡眠障害、ホルモンバランスの乱れなど、
さまざまな慢性不調に発展します。
“冷え疲労”は、体が出している**「SOSのサイン」**です。
「年齢のせい」と思っているその疲れ、実は冷えによる代謝低下かもしれません。
体温を上げることは、人生のパフォーマンスを上げることでもあります。
◆ 最後に ― 「温める」は癒しの基本
体が温まると、心もほっと緩む。
それは、冷え疲労の根底にある“緊張”が解けた瞬間でもあります。
青葉台ちゅ楽の温熱ケアは、「癒しながら、整える」ことを大切にしています。
一時的なリラックスではなく、体の内側から本来の力を取り戻す温め方。
もし、最近ずっと疲れている・冷えていると感じたら、
それは「冷え疲労」から抜け出すタイミングかもしれません。
今こそ、自分の体温を取り戻しましょう。
心と体が軽くなる温熱ケア、ちゅ楽で体験してみてください。

