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寒暖差疲労にご注意を――「自律神経の乱れ」が引き起こす体調不良と、その整え方

はじめに:季節の変わり目、“なんとなく不調”が増える理由
朝晩は冷え込み、日中は汗ばむ――そんな気温差の大きい季節、
「なんだか疲れやすい」「肩が重い」「眠りが浅い」
そんな“なんとなく不調”を感じていませんか?
その原因のひとつが、寒暖差疲労(かんだんさひろう)。
気温の変化に体がついていけず、自律神経がフル稼働してしまう状態です。
実はこの不調、放っておくと慢性的なだるさ・頭痛・冷え・肩こりに発展することもあります。
寒暖差疲労とは? ― 自律神経の“オーバーワーク”状態
人の体は、外気温に合わせて血管を拡げたり、縮めたりして体温を一定に保っています。
この調整を担っているのが「自律神経」。
しかし、昼夜で10℃以上の差があるような時期には、
体がその調整を繰り返すことで、自律神経が疲弊してしまいます。
その結果、
・肩や首のこり
・頭痛やめまい
・胃腸の不調
・気分の落ち込み
などの“原因不明の不調”が続くようになるのです。
現代人に多い「交感神経優位」の悪循環
寒暖差に加え、仕事のストレスやスマホの光、睡眠不足など、
私たちの生活環境は常に“交感神経が優位”になりやすい状態です。
交感神経が優位=緊張・興奮モード
副交感神経が優位=リラックス・回復モード
本来はこのバランスが取れているのが理想ですが、
寒暖差やストレスにより、体は常に「戦闘モード」になり、
結果として疲れが取れない・眠れない・体が冷えるという状態に陥ります。
寒暖差疲労のチェックリスト
□ 朝起きても疲れが取れない
□ 手足が冷えやすい
□ めまいや頭痛が出やすい
□ 肩・首が凝りやすい
□ 胃腸の調子が不安定
□ 気分の浮き沈みがある
3つ以上当てはまる人は、寒暖差疲労の可能性が高いかもしれません。
改善のカギは「血流」と「自律神経」
寒暖差疲労の根本には、血管の収縮と拡張がスムーズにいかない“血流の乱れ”があります。
そのため、改善のポイントは「温め」と「緩める」ケア。
◎ インディバで“深部温熱”を
インディバは、体の深部から温めることができる高周波機器。
冷えによる筋肉のこわばりや自律神経の乱れを整え、
全身の巡りをサポートします。
「手足の冷えがやわらいで、夜ぐっすり眠れた」
そんな声をいただくことも多く、寒暖差疲労対策には特におすすめです。
◎アロマトリートメントで“副交感神経”をONに
香りとタッチングの効果で、脳をリラックスモードへ。
クロモジやニオイコブシなど、自律神経を整える精油を使うことで、
心身の緊張が解け、呼吸が深くなります。
◎リリース整体で“体のセンサー”を整える
自律神経のバランスは、筋肉や筋膜の緊張とも深く関係しています。
リリース整体では、筋膜・神経・循環にアプローチすることで、
体が本来持つ「調整力」を取り戻します。
放っておくと“慢性疲労体質”に…
寒暖差疲労を放置すると、常に交感神経が優位な状態が続き、
血流や代謝が低下し、慢性疲労体質になってしまうこともあります。
つまり、今感じている“軽い不調”のうちに整えることが、
将来の体のコンディションを左右するのです。
今日からできるセルフケア
・朝晩で服装を調整し、冷えを防ぐ
・湯船につかる(38〜40℃で15分程度)
・呼吸を深くする(4秒吸って8秒吐く)
・寝る前のスマホを控える
・温かい飲み物で内臓を冷やさない
これらを意識するだけでも、自律神経の回復力はぐっと上がります。
まとめ ― 「季節の不調」は体のSOSサイン
寒暖差疲労は、単なる季節の変化ではなく、
体が「ちょっと休ませて」とサインを出している状態です。
放っておかず、今のうちに整えることが大切。
ちゅ楽では、
・体の深部を温める【インディバ】
・香りと手技で自律神経を整える【アロマトリートメント】
・全身のバランスをリセットする【リリース整体】
といった、季節の変化に合わせた施術を行っています。