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【手のしびれ・冷え】放置すると危険?首・肩・血流の"隠れた原因"とは



「最近、手がしびれる」「冬でもないのに手が冷たい」――
そんな症状を感じたことはありませんか?
多くの女性が経験する“手の不調”ですが、実は首や肩のコリ、血流障害、自律神経の乱れなど、
全身の問題が隠れていることが少なくありません。

「単なる疲れだろう」と放置すると、慢性的な不調や神経障害に発展することも…。
本記事では 真実ベースの医学的知識と整体的視点 を交えて、手のしびれ・冷えの原因と改善法を解説します。
 


手のしびれ・冷えはなぜ起こるのか?

1. 首の神経圧迫(頸椎症・ストレートネック)

首の骨(頸椎)からは手や腕につながる 末梢神経 が分岐しています。
スマホやPCで首が前に出る「ストレートネック」や加齢による頸椎の変形は、
神経を圧迫し、手のしびれや冷えを引き起こします。

特に、

  • 親指〜人差し指がしびれる → 頸椎の上部の異常

  • 小指側がしびれる → 頸椎下部や肘の神経障害
    といった特徴的なパターンがあります。

2. 肩や首の筋肉の緊張

肩こりの代表筋 斜角筋(しゃかくきん) や胸の前の 小胸筋 が硬くなると、鎖骨下を通る血管・神経を圧迫します。
これを 胸郭出口症候群 と呼び、特にデスクワーク女性に多い症状です。
 

3. 血流障害と冷え性

女性に多い「末梢血流障害」は、自律神経の乱れや筋肉の緊張、運動不足から起こります。
血液が手先まで十分に行き渡らず、冷えやしびれを引き起こします。

  • 更年期によるホルモンバランスの乱れ

  • 自律神経の交感神経優位(ストレス・緊張)

  • 筋ポンプ作用の低下(運動不足)
    これらが重なることで、慢性的な冷えにつながります。


放置するとどうなる?

手のしびれ・冷えを放置すると、以下のようなリスクがあります。

  • 慢性的な肩こり・頭痛

  • 神経障害(頸椎症性神経根症、手根管症候群など)

  • 睡眠の質低下(夜間のしびれや冷えで目が覚める)

  • 家事・仕事の効率低下

  • 自律神経失調や不安感の悪化

特に しびれが進行する場合は神経障害のサイン です。早めに原因を突き止めることが大切です。
 


セルフチェックリスト

  • 朝起きると手がしびれている

  • パソコン作業後に手が冷たくなる

  • 手首や肘を曲げると症状が悪化する

  • 首や肩こりが強い

  • 夜中に手の冷えで目が覚める

3つ以上当てはまる方は、要注意です。
 


改善のためのセルフケア

1. 首・肩のストレッチ

  • 首の側屈ストレッチ:頭を横に倒し、肩の筋肉を伸ばす

  • 肩甲骨ほぐし:肩を回して血流改善

2. 血流を促す習慣

  • 就寝前の温浴や蒸しタオルで手を温める

  • 適度な有酸素運動(ウォーキング、ヨガ)

3. 自律神経を整える

  • スマホは寝る1時間前にOFF

  • 腹式呼吸で副交感神経を優位に


専門ケアの必要性

整体やボディケア、アロマでは、

  • 首・肩周囲の筋膜リリース

  • 神経を圧迫している筋緊張の緩和

  • 姿勢改善・運動指導
    などを行い、根本からの改善を目指します。

施術後に「手がポカポカしてきた」「しびれが軽減した」と実感する方も多く、
セルフケアと組み合わせることで再発予防にもつながります。
 


手の冷えやしびれに困っている方へ

「手が動かなくなるかも」という不安は人間の自己防衛本能を刺激します。
一方、「冷えが消えてスッキリ」「夜ぐっすり眠れる」という快楽欲求も強い動機となります。

つまり、手のしびれ・冷えの改善は 不安解消 × 快適さの両方 を満たす大切な行動なのです。
 


まとめ

  • 手のしびれ・冷えは首・肩・血流のトラブルが原因

  • 放置すると神経障害や生活の質低下に直結する

  • セルフチェックで早めに気づくことが大切

  • ストレッチ・温熱・呼吸法で改善をサポート

  • 専門ケアを取り入れると、根本改善が期待できる

“ただの冷え”と思わず、手の声に耳を傾けましょう。今の行動が、未来の健康を守ります。
 

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