スタッフブログ

目の疲れと全身不調 ― スマホ社会が招く"見えない連鎖"



「最近、目が重い」「仕事終わりには頭がぼんやりする」「肩こりや不眠が続いている」――
もしそんな悩みがあるなら、それはただの“目の疲れ”ではないかもしれません
現代人に急増している 眼精疲労(がんせいひろう) は、視力の問題だけでなく、
自律神経や全身の不調に深く関わっています。
本記事では、目の疲れがどのように体全体へ影響するのか、その仕組みと対策を詳しく解説します。

 


目の疲れが全身不調を引き起こす仕組み

1. スマホ首と自律神経の乱れ

長時間スマホを見ていると、頭が前に出て首の筋肉に負担がかかります。
これがいわゆるストレートネック(スマホ首)
首の筋肉が硬くなると、その周辺を走る 自律神経(交感神経・副交感神経) のバランスが乱れ、
睡眠障害・頭痛・慢性的な疲労感につながります。
 

2. 目と肩こりの関係

目の筋肉(毛様体筋)はピント調整のために常に働いています。
デスクワークやスマホ利用で酷使されると、緊張が肩や首の筋肉に波及。
これが 眼精疲労性肩こり と呼ばれる症状です。
 

3. 脳の過労 ― 視覚情報の処理負担

人間が取り入れる情報の約8割は視覚からといわれます。
ブルーライトや近距離での作業が続くと、脳の視覚野がオーバーワーク状態に。
これが 集中力低下・イライラ・自律神経失調 を引き起こすのです。

 


放置すると怖い!目の疲れが引き起こす症状

  • 慢性肩こり・首こり

  • 頭痛・めまい

  • 不眠・浅い眠り

  • 消化不良や便秘(自律神経由来)

  • 顔のたるみ・肌荒れ

目の疲れは「見え方の問題」だけではなく、全身のパフォーマンス低下へ直結するのが怖いところです。

 


セルフチェック:
あなたの目と体、疲れていませんか?

以下の項目に3つ以上当てはまったら、眼精疲労による全身不調の可能性があります。

  • 夕方になると視界がかすむ

  • スマホを見た後、肩や首が重い

  • 頭痛薬をよく飲む

  • 寝つきが悪い、眠りが浅い

  • 休んでも疲れが取れない
     


今日からできる改善法

1. スマホ・PC環境の見直し

  • 画面の明るさを周囲の光に合わせる

  • 30分ごとに画面から目を離し、遠くを眺める

  • 姿勢を正し、画面を目の高さに近づける

2. アイケア&ストレッチ

  • 蒸しタオルで目の周囲を温め、血流改善

  • 首の側屈・肩回しで筋肉の緊張を解く

  • 眼球運動(上下・左右・斜めに目を動かす)で筋肉をリフレッシュ

3. 自律神経を整える習慣

  • 就寝前はスマホを見ない

  • 深呼吸や腹式呼吸で副交感神経を優位に

  • 適度な運動(ウォーキングやヨガ)
     


専門的アプローチ ―
整体やリラクゼーションの役割

整体やボディケアは、単に筋肉をほぐすだけでなく、筋膜(fascia)トリガーポイントにアプローチし、
自律神経を整える効果が期待できます。
特に、首・後頭部・肩甲骨まわりは“目の疲れと直結”する部位であり、
ここを緩めることで「目がスッキリする」「頭が軽くなる」と実感する方が多いのです。

 

人は「視力が落ちるかも」「将来、目が使えなくなるかも」という不安には本能的に敏感です。
逆に「目がスッキリする」「肩が軽くなる」「熟睡できる」という快楽的なメリットにも惹かれます。
つまり、目のケアは 不安解消(自己防衛本能)快楽(快適さの追求) の両面からアプローチできるのです。

 


まとめ

  • 目の疲れは肩こりや自律神経の乱れと深くつながっている

  • 放置すると不眠・頭痛・消化不良など全身不調を招く

  • スマホ・PC環境を整え、セルフケアを習慣化することが大切

  • 専門的な整体・リラクゼーションは即効性のあるサポートになる

「ただの目の疲れだから…」と軽視せず、今すぐケアを始めることが未来の健康への投資です。
 

【ご予約はお早めに!】







 

 

過去の記事

全て見る