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肩こりの原因は、足の"ゆび"だった!? 意外なつながりに驚く人続出



なぜ肩こりが足の“ゆび”と関係あるのか?

「長時間のデスクワークで肩がこる」「マッサージしてもすぐ戻る」――
肩こりは多くの女性が悩む症状ですが、その原因が“肩”や“首”だけにあるとは限りません。
実は、足の趾(ゆび)の機能低下が全身に影響し、肩こりを悪化させているケースがあるのです。
「肩と足の指?どう関係するの?」と驚かれる方も多いでしょう。
しかし、人間の体は全身が筋膜や骨格でつながっており、一部の不調が連鎖的に他の部位へ波及します。
今回は、最新の知見を交えながら「肩こりと足のゆびの意外な関係」について解説します。
 


足の趾と全身バランスの関係

足の趾は地面をしっかりとつかむ役割を担っています。
しかし現代人はヒールや合わない靴、歩行不足によって趾の機能が低下しているケースが多いです。
特に外反母趾や浮き趾は代表的なトラブル。
趾が正しく使えないと足裏アーチが崩れ、重心が乱れます。
その結果、骨盤や背骨が歪み、肩や首の筋肉に余計な負担がかかるのです。
つまり、「足のゆびの機能低下 → 姿勢の崩れ → 肩こり」という流れが成立します。
 


筋膜でつながる足と肩

ここで重要なのが**筋膜(fascia)の存在です。
筋膜は筋肉を包む薄い膜で、全身をボディスーツのようにつなげています。
足裏からふくらはぎ、太もも、骨盤、背中を通り、最終的に肩や首へとつながるラインがあり、
これを
後側の筋膜ライン(Superficial Back Line)**と呼びます。
足の趾がしっかり機能せず筋膜が硬くなると、このライン全体が引っ張られ、肩や首の筋肉も常に緊張状態に。
これが「足指の不調が肩こりを生む」メカニズムです。
 


セルフチェック:あなたの足の趾は大丈夫?

以下の項目に当てはまる人は、足趾が原因で肩こりを引き起こしている可能性があります。

  • 靴を脱いだ時に小指や親指が浮いている

  • 足の指でグー・チョキ・パーができない

  • 外反母趾や扁平足がある

  • 立っているとバランスを崩しやすい

  • 長時間の立ち仕事や歩行で腰や肩が疲れる

3つ以上当てはまる方は、足趾ケアを取り入れる価値大です。


自分でできる足趾ケア

  1. タオルギャザー運動
    床にタオルを置き、足の指で手繰り寄せる。足裏と指の筋肉を鍛えられる。

  2. 足指ストレッチ
    手で足の指を一本ずつ広げ、関節を動かす。血流改善や柔軟性アップに効果的。

  3. 裸足歩行(安全な環境で)
    砂浜や芝生を裸足で歩くと、自然と足の指が使われて鍛えられる。

  4. 正しい靴選び
    指先に余裕があり、土踏まずをサポートする靴を選ぶ。ヒールの履きすぎはNG。


専門的なアプローチが必要な場合

セルフケアで改善しきれない場合は、リリース整体やボディケアなどで筋膜の癒着を解放する施術が有効です。
足から肩まで筋膜ラインを整えることで、局所的な肩もみでは得られない効果を体感できます。
特に慢性的な肩こりに悩む女性の多くは、足趾の問題を見落としています。
プロの施術とセルフケアの併用で、長年の肩こりが大きく改善する可能性があるのです。
 


行動を促すまとめ

肩こりの原因は「肩だけにある」と思い込んでいませんか?
本当の原因が足の趾にあるなら、マッサージや湿布だけでは根本改善にはつながりません。
「ずっと肩が重い」「デスクワークで毎日つらい」と感じている方は、まず自分の足の指をチェックしてみましょう。
そして、必要であれば専門的なケアを取り入れてください。

肩こり解消のカギは、意外にも足先にある。 あなたの肩こりが改善する第一歩は、今日から足の趾を意識することかもしれません。

 

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