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その手首の痛み、放置していませんか?腱鞘炎を根本から改善する方法

腱鞘炎とは?
腱鞘炎の仕組み
腱鞘炎とは、指や手首の動きを助ける「腱」と、それを包み込む「腱鞘(けんしょう)」がこすれて炎症を起こす状態を指します。
腱は筋肉と骨をつなぐ“ワイヤー”のような存在で、指や手首を動かすたびに腱鞘の中を滑らかに動く必要があります。
しかし、使いすぎや負担の偏りにより摩擦が増えると炎症が起き、痛みや動かしづらさが出てしまいます。
女性に多い理由
腱鞘炎は30〜50代の女性に多く見られます。
その理由の一つが女性ホルモンの影響です。
出産や更年期の時期にはホルモンバランスが変化し、腱や靭帯が炎症を起こしやすくなるのです。
また、育児での抱っこや家事、長時間のスマホやPC操作など、手首に繰り返し負担をかける習慣も大きな原因となります。
腱鞘炎を放置するとどうなる?
「少し痛いけど我慢できるから」と放置してしまうと、腱鞘炎は悪化し、日常生活に大きな支障をきたします。
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コップを持つ、ドアノブを回すといった動作で強い痛み
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朝、手首や指がこわばってスムーズに動かせない
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ペンを持つ、パソコンを打つといった作業が困難になる
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重症化すると手術が必要になるケースも
特に育児中のママさんの場合、「子どもを抱き上げられない」という深刻な悩みに発展することもあります。
だからこそ、初期段階でのケアがとても重要です。
改善・予防のためにできること
安静と冷却
まず大切なのは、痛みを感じる動作を極力避けることです。
繰り返しの動作が炎症を悪化させるため、痛みが強い時期には無理に使わず安静を心がけましょう。
炎症が強いときは、アイシング(冷却)で炎症を抑えるのも有効です。
ストレッチと温熱
炎症が落ち着いてきたら、今度は温めて血流を促すことが改善につながります。
手首や指をやさしく伸ばすストレッチや、温かいタオルで包み込む温熱療法は、回復を早めてくれます。
手首ストレッチの例
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手のひらを下に向けて腕を前に伸ばす
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反対の手で指先を軽く下に引く
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手首の内側が伸びる感覚を30秒キープ
強い痛みが出ない範囲で、1日数回行うのが目安です。
体のバランスを整える
腱鞘炎は手首だけの問題ではなく、肩や背中、骨盤の歪みも関係します。
姿勢が崩れると腕や手首に余計な負担がかかり、炎症を悪化させることがあるのです。
体全体のバランスを整えることが、実は再発予防に欠かせません。
専門的なケアで根本改善を
腱鞘炎は「安静とセルフケア」で改善するケースもありますが、長引く場合や再発を繰り返す場合は、専門家のケアが必要です。
リリース整体では、炎症部位に直接負担をかけずに、腕や肩、背中まで含めて筋肉や関節の動きを整えていきます。
特に「青葉台ちゅ楽」では、筋膜リリースや関節の調整を通して、炎症の原因となる負担そのものを軽減するアプローチを行っています。
薬や手術に頼る前に、体の使い方やバランスを改善することで、自然治癒力を高めることが可能です。
まとめ
腱鞘炎は「使いすぎだから仕方ない」と思われがちですが、放置すれば悪化し、生活の質を大きく下げてしまいます。
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手首の痛みや違和感は体からのSOS
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早めの安静と冷却で炎症を抑える
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ストレッチや姿勢改善で再発を防ぐ
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専門的な整体で根本原因を解消
大切なのは「痛みを我慢しない」こと。
ちゅ楽では、あなたの手首を支え、日常生活を快適に戻すお手伝いをしています。

