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寝違いとは?

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朝起きた時に首が痛くて、首が回らないという経験をした方は
多いと思います。
 
いわゆる寝違いです。
 
寝違えによる痛みは2~3日で改善する方が多いです。
これは筋肉と神経の関係が、
反射ということで大きく関わっています。
 
 
例えば、膝蓋腱反射といって、
足裏が地面につかない状態で椅子などに座り、
膝下の部分を叩くと反射的に太ももの前面(大腿四頭筋)
が収縮し、膝が伸びるという現象があります。
 
 
この原理を説明すると、太ももの前面にある筋肉(大腿四頭筋)
は膝を伸ばす働きをします。
膝下を叩くことで筋肉が急に伸ばされているような
刺激が入ります。すると筋肉はゴムのようにもとの長さに
戻ろうとする働きがおき、急激に筋肉が縮むことで膝が
伸ばされるのです。
 
この反射の起きる時は、自分が意識して止めたりすることが
出来ない状態です。
この反射の原理のように筋線維が破壊されて痛みが
出現した場所の周囲の筋肉は、痛みの刺激を元に反射的に
筋肉に力を入れ硬くすることで体を守ります。
 
 
寝違えの場合は前日の生活動作(仕事・家事・遊び)や
睡眠中の寝返り動作の中で、首~肩にかけての筋に微細な
損傷を起こすことにより反射がでていると考えられます。
 
 
普段より肩凝りの強い人などは首・肩の筋肉は硬いため、
睡眠中の寝返り動作で、筋肉が過度に伸ばされ→反射がでて
→急激に
筋肉が縮み→首が回らないとなります。
 
普段から、肩の力を抜く動作や首肩を硬めないことが大事ですね。
 

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