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骨格からみた腰痛(股関節編)

今日も34℃の暑さです。お出かけの方は熱中症にご注意ください!
昨日に引き続き、骨格からみた腰痛です。
 
今回は、股関節編です。
 
股関節も可動性をも求められる関節に分類されます。
胸椎・胸郭同様に屈曲・伸展動作と回旋動作が
重要になってきます。
 
股関節の屈曲は本来125度の可動域を有していますが、
多くのスポーツ選手でハムストリングス(太もも裏)
に筋緊張が見られ、可動域に制限が見られます。
一般のお客様、特に男性のお客様は、ハムストリングが異常に
硬くなっています。長時間のデスクワークや運動不足など
さまざまな原因が考えられます。
 
伸展可動域においても同様で、腸腰筋群の筋緊張が見られ、
本来あるべき10度の可動域がなく、
代償動作として腰椎の伸展で補ってしまい、
腰椎に負荷をかけてしまっている事が明らかです。
 
回旋可動域も内旋・外旋それぞれ45度程度の可動域を
有していますが、梨状筋の筋緊張など多くの方で
可動域制限が見受けられます。
 
股関節の可動域の制限がある場合、身体は腰椎の安定性を
犠牲にして、腰椎で無理に捻る動作や反る動作を行い、
股関節の可動域を補います。
 
これが腰痛になっていく原因です。
股関節が硬いな~と感じる方は、要注意ですね!
 
 
 
 
 
 

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