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日本人の2人に1人が「慢性疲労」--なぜ、私たちはこれほどまでに疲れてしまったのか。

こんにちは、ちゅ楽の佐久眞です。
全国10万人を対象にした大規模調査によれば、
日本人の2人に1人が慢性的な疲労を抱えて生活を送っていることが明らかになりました。
2人に1人、です。
あなたの隣にいる人も、満員電車で隣り合わせた人も、会社の同僚も——
おそらく半分の人が、「疲れが取れない」という静かな苦しみを抱えながら、毎日を過ごしている。
「最近ずっと疲れてる」「休んでも回復しない」「朝起きた瞬間から、もう疲れている」——
もしあなたがこう感じているなら、それは決してあなただけの問題ではありません。
今日は、現代日本を覆う「慢性疲労」という見えない病について、
整体師としてこの問題と向き合ってきた私が、その正体と、体の中で何が起きているのかをお話しします。
なぜ今、日本人はこれほどまでに疲れているのか
厚生労働省の調査によれば、地域住民の59.1%が現在疲労を感じており、
6ヶ月以上疲労が持続している人は35.8%に達しています。
この数値は欧米と比べてはるかに高率 であることが明らかになっています。
つまり、日本は世界の中でも「最も疲れている国」のひとつなのです。
①「動かない生活」が体のエネルギーシステムを壊している
デスクワーク、スマホ、長時間通勤——現代人の生活は、圧倒的に「動かない」時間が増えました。
人間の体は本来、動くことでエネルギーを産生し、循環させるようにできています。
筋肉が動くと血流が促進され、酸素と栄養が全身に届き、老廃物が排出される。
このサイクルが正常に機能することで、私たちは「元気」を感じることができます。
ところが、一日8時間以上座りっぱなしの生活を続けると、このエネルギー産生システムそのものが機能不全に陥ります。
細胞内のミトコンドリア(エネルギー工場)の働きが低下し、ATP(体のエネルギー通貨)の産生が滞る。
結果として、「何もしていないのに疲れる」という矛盾した状態が生まれるのです。
②脳の「エネルギー枯渇」が全身に波及する
慢性疲労症候群の研究では、脳の前帯状皮質24野と前頭皮質9野において神経伝達物質の合成が低下していること、
さらに脳内血流量の低下が報告されています。
つまり、慢性疲労は「気のせい」ではなく、脳そのものがエネルギー不足に陥っている状態なのです。
長時間のデスクワーク、スマホの過剰使用、情報過多——これらすべてが脳を酷使します。
脳は体重の約2%しかないのに、全身の酸素消費量の約20%を使う「大食い臓器」。
その脳が疲弊すると、全身のエネルギー配分がうまくいかなくなり、
「どこも悪くないのに、とにかく疲れている」という状態が生まれます。
③自律神経の「ON/OFFスイッチ」が壊れている
現代社会は、交感神経を刺激する要素で溢れています。
仕事のプレッシャー、スマホからの通知、SNSの情報洪水——
脳は常に「警戒モード」を強いられ、交感神経が優位なまま固定されてしまいます。
本来、副交感神経が優位になることで体は「回復モード」に入り、
細胞の修復、免疫の強化、疲労物質の排出が行われます。
ところが、交感神経が優位なままだと、この回復プロセスが機能しません。
「夜になっても頭が冴えて眠れない」「眠っても疲れが取れない」——
これは自律神経のON/OFFスイッチが壊れているサインです。
「慢性疲労症候群」という深刻な病気
厚生労働省の調査によると、1000人に3人がこの病気に罹患していることが分かりました。
これは決して珍しい病気ではありません。
慢性疲労症候群(ME/CFS)とは、原因不明の激しい全身倦怠感が6ヶ月以上続き、
微熱、頭痛、思考力低下、睡眠障害などが長期にわたって続く病気です。
米国では25%もの人が慢性的な疲労があると報告していますが、
慢性疲労症候群の条件を満たす人はその内わずか0.5%(200人に1人)とされています。
2014年の研究では、慢性疲労症候群患者の脳の海馬、視床、扁桃体を含む複数の領域で
ミクログリアの活性を伴う神経炎症が存在していることが報告されており、
器質的病変を伴う疾患であることが明らかになりました。
つまり、これは「気持ちの問題」ではなく、脳に実際の炎症が起きている状態なのです。
今日からできる
「エネルギー回復」のための3つの習慣
①ミトコンドリアを活性化する「HIIT(短時間高強度運動)」
慢性疲労の人に「運動しましょう」と言うと、「そんな体力ない」と返ってきます。
でも実は、短時間の高強度運動こそが、ミトコンドリアを活性化させ、
エネルギー産生能力を回復させる最も効果的な方法なのです。
たとえば、階段を全力で1フロア登る(20秒)→休憩(1分)→これを3回繰り返す。
たったこれだけで、ミトコンドリアの数が増え、ATP産生能力が向上します。週に3回でOKです。
②脳のエネルギー補給「瞑想呼吸法」
脳の血流を改善し、エネルギー枯渇を防ぐには、深い呼吸が不可欠です。
4秒かけて鼻から吸い、7秒止め、8秒かけて口から吐く。これを10回繰り返す。
この呼吸法は副交感神経を優位にし、脳への酸素供給を増やし、前頭前野の機能を回復させます。
朝起きた直後と、就寝前に行うのが効果的です。
③「マグネシウム&ビタミンB群」の積極的摂取
慢性疲労の人の多くは、エネルギー代謝に関わるマグネシウムとビタミンB群が不足しています。
マグネシウムは海藻、大豆製品、ナッツ類に豊富。ビタミンB群は豚肉、レバー、玄米、魚に含まれます。
サプリメントで補うのも有効ですが、食事から摂ることで吸収率が高まります。
ちゅ楽が考える「慢性疲労からの回復」
ちゅ楽のボディケアでは、慢性疲労によって硬直した全身の筋肉を深層からほぐし、血流を劇的に改善します。
特に、脳への血流を左右する首・頭蓋底周辺へのアプローチは、慢性疲労の方に非常に効果的です。
脳疲労ケアでは、頭部・首周辺を丁寧にほぐすことで、脳脊髄液の循環を促進し、脳の老廃物排出をサポート。
過剰に興奮した交感神経を鎮め、自律神経のバランスを整えます。
インディバの高周波温熱ケアは、体の芯から温めることでミトコンドリアの活性化を促し、エネルギー産生能力を根本から回復させます。
経験を持つスタッフが、今のあなたの体の状態を丁寧に見極め、最適なケアをご提案いたします。
日本人の2人に1人が慢性疲労——この異常な状況を、私たちは「普通」だと思い込んでいないでしょうか。
「みんな疲れてるから」「これが大人になるということだから」——
そう諦める前に、一度立ち止まってください。
あなたの体は、本来もっと軽やかに、もっと元気に動けるはずなのです。
慢性疲労を「仕方ない」で終わらせないでください。
ご予約、お待ちしています。
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