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11月に多発する"ぎっくり腰" ― その理由と、発症を防ぐためにできること

「急に腰が抜けたように痛む」「前にかがんだ瞬間、動けなくなった」
そんな ぎっくり腰(急性腰痛) が、毎年11月に多発するのをご存じでしょうか。
実はぎっくり腰は“季節性”が強く、特に 気温変化が急激な11月 に来店が増える傾向があります。
ちゅ楽でも、毎年この時期になると「腰がギクッと…」という相談が連続します。
今回は、なぜ11月にぎっくり腰が増えるのか、そして再発予防のポイントや、
ちゅ楽でできるケアについて専門的にお伝えします。
1. 11月にぎっくり腰が多発する理由
ぎっくり腰の主な引き金は、
筋膜・筋肉の冷え、血流低下、姿勢ストレスの蓄積、疲労の溜め込み
の4つです。
特に11月は、
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朝晩の冷え込みが急に強くなる
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自律神経が乱れやすい
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冬に向かって血流が低下
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冷えにより筋肉が硬くなる
といった状況が重なり、筋肉・靭帯・関節に負担が集中します。
さらに、この季節は 「寒い → 肩がすくむ → 背中が丸くなる → 腰に負担」 という姿勢サイクルが起きやすく、
ちょっとした動作(洗顔・前屈・荷物を取る・くしゃみ)で発症することが非常に多くなります。
2. ぎっくり腰は“急に起きる”わけではない
ぎっくり腰は突発的に起きると思われがちですが、実際は
「限界まで溜まった疲労の最後の一押し」 が原因です。
腰回りは日常生活で酷使される場所。
特に11月は疲労・冷え・ストレスが同時に強まるため、
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筋膜の滑走不良
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関節の可動域低下
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神経の緊張
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姿勢の乱れ
が“見えないストレス”として積み重なり、最後にギクッと崩れてしまいます。
3. 発症してしまった場合のNG行動
ぎっくり腰になった直後は、以下の行動は悪化させます。
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無理に伸ばす
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お風呂で温める
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もみほぐす
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コルセットでガチガチに締める
急性期は炎症が強いため、過度な刺激を加えると痛みが長びくことがあります。
4. 早期改善に必要なのは「筋膜と神経」のアプローチ
ちゅ楽で行うぎっくり腰ケアは、
筋膜、関節、神経の3つの要素を同時に整える ことを重要視しています。
✔ 筋膜リリース
硬くなった腰・お尻・背中・太ももの筋膜をゆるめ、負担を減らします。
✔ 関節の可動域改善
腰だけでなく、股関節・胸椎・骨盤の動きを回復し、動作痛を軽減。
✔ 神経のリラックス
痛みで過敏になった神経を落ち着かせるアプローチ。
✔ 必要に応じてインディバ
深部の血流・炎症・回復力を高める高周波ケアで、痛みの回復スピードをサポートします。
特にインディバは、急性期の痛み軽減においても非常に相性が良く、
「動きやすくなった」「痛みが半分以下になった」
という声も多くいただいています。
5. 再発予防で最重要なのは“腰以外の改善”
ぎっくり腰は腰だけの問題ではありません。
大半は
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太ももの硬さ
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お尻の筋肉の張り
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背中の丸まり
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股関節の動きの悪さ
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呼吸の浅さ
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寒さによる緊張
が複合的に絡んでいます。
そのため、腰だけをケアしても再発を繰り返します。
ちゅ楽のリリース整体では全身のつながりを見ながら調整を行い、
「腰に負担が戻りにくい体」 を目指します。
6. 11月は“ぎっくり腰予防月”と捉えるのが正解
以下に当店のお客様が実践して効果を感じる予防法をご紹介します。
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寒い日の朝は特に腰を急に曲げない
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くしゃみは壁に手をついてする
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湯船でしっかり温める
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30分に一度、軽く背中を伸ばす
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インディバや整体で筋膜を整えておく
冬に入る前にケアをしておくことで、ぎっくり腰のリスクが大きく減ります。
7. 今つらい方・予防したい方へ
毎年11月〜1月は、ぎっくり腰の相談が一年で最も増える時期です。
「まだ大丈夫」と思っている方ほど、負担を溜めているケースが多いもの。
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腰の張りが取れない
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前屈・起き上がりがつらい
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朝の一歩が重い
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急にギクッときそうで不安
そんな方は早めのケアをおすすめします。
ちゅ楽では、あなたの腰の状態・生活習慣・姿勢の癖を見ながら、
再発しないためのケア を行っています。
痛みが出てからでも、予防でも、どちらも大歓迎です。
11月の“腰トラブルの波”に飲まれないよう、ぜひ一度ご相談ください。

