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【冷えと免疫】冬に風邪をひきやすい人が知らない"体温1℃の壁"



寒くなると「風邪をひきやすい」「疲れが取れない」「肌荒れがひどい」と感じる方が増えます。
実はこれ、“免疫力の低下”だけではなく、**体温の低下(冷え)**が大きく関係しています。
体温が1℃下がると免疫力は約30%も低下すると言われており、冷えはまさに「病の入り口」ともいえる状態です。
 


■ 体温が下がると免疫が落ちる理由

私たちの免疫システムの中心は「白血球」です。
白血球は体内のウイルスや細菌を攻撃する“防衛隊”ですが、体温が下がるとその働きが鈍くなります。
また、冷えによって血流が悪くなると、酸素や栄養が全身に届きにくくなり、
免疫細胞が活発に動けなくなるのです。

さらに、自律神経のバランスも冷えに影響します。
寒さやストレスによって交感神経が優位になると、血管が収縮して血流が滞り、
免疫を担うリンパ球の働きも抑えられてしまいます。
つまり、**「冷え=自律神経の乱れ=免疫低下」**という悪循環が起こるのです。
 


■ 冷えには3タイプある

冷えといっても、原因は人によって異なります。代表的なタイプを見てみましょう。

  1. 末端冷えタイプ(血流低下型)
     手足の冷えが強く、肩こりや頭痛も出やすい。長時間のデスクワークや筋肉の緊張が原因。

  2. 内臓冷えタイプ(代謝低下型)
     お腹や腰まわりが冷える。基礎代謝が低く、便秘やむくみ、疲労感を感じやすい。

  3. 自律神経型(ストレス・ホルモン乱れ)
     更年期やストレスが原因で体温リズムが乱れ、手足が冷たいのに顔だけほてる。

自分がどのタイプかを知ることが、根本改善への第一歩になります。
 


■ 体温を上げる“3つの循環ポイント”

免疫を守るためには、「血液」「リンパ」「神経」の3つの流れを整えることが大切です。

  1. 血液の循環を整える:
     温熱療法(例:インディバ)は体の深部に熱を届け、血流を促進。
     体温を“自分の力で”上げるサポートになります。

  2. リンパの流れを整える:
     アロマトリートメントでは、精油の香りが副交感神経を刺激し、リンパの巡りを高める。
     むくみ解消や免疫細胞の活性化にも効果的です。

  3. 神経の流れを整える:
     リリース整体では、筋膜や神経への圧迫を解放し、体温調節機能そのものを回復。
     呼吸や姿勢も改善し、自律神経が安定します。


■ 体温を上げるためのセルフケア

冷えを感じたら、まずは「生活習慣」から見直してみましょう。

  • お風呂は“ぬるめ”の38〜40℃で15分(深部体温をゆっくり上げる)

  • 首・お腹・足首を冷やさない(体温センサーが集まる部位)

  • たんぱく質と鉄を意識的に摂る(筋肉と血液をつくる材料)

  • 1日3分の深呼吸(副交感神経を整えて末梢血流を改善)

これらを継続するだけでも、冷えの根本的な改善に近づけます。
 


■ 放置するとどうなる? ― 冷えが招く“慢性不調”

冷えを放置すると、免疫力の低下だけでなく、
・肩こり、腰痛、頭痛
・ホルモンバランスの乱れ
・自律神経失調症
・更年期症状の悪化
など、多くの不調につながります。

特に女性は筋肉量が少ないため、体温を作る力(産熱能力)が低く、冷えの影響を受けやすい傾向があります。
 


■ ちゅ楽の冷え・免疫ケア

青葉台「ちゅ楽」では、**体温を“上げるだけでなく、保てる体”**を目指します。

  • 深部温熱療法のインディバボディ

  • 香りとタッチで自律神経を整えるアロマトリートメント

  • 筋膜・神経・血流を整えるリリース整体

これらを組み合わせ、体の内側から免疫を底上げ。冷えに負けない体づくりをサポートします。
 


■ 最後に

「冷え」は、ただの“冬の不調”ではありません。
体が発している「免疫力が落ちているよ」というサインです。
放置せず、早めのケアで“温かい体=守れる体”を取り戻しましょう。
あなたの体温が1℃上がるだけで、体も心も驚くほど軽くなります。
 

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