スタッフブログ
「最近、匂いを感じにくくなった気がする」--それ、認知症の初期サインかもしれません。

こんにちは、ちゅ楽の佐久眞です。
「コーヒーの香りが以前ほど感じられない」 「料理の匂いがわかりにくくなった」 「香水やアロマの香りが薄く感じる」
——こんな経験、最近ありませんか?
「年のせいかな」と軽く考えてしまいがちですが、実はこれ、非常に重要なサインかもしれません。
最近の研究では、「嗅覚を正常に保つことは、未来の認知機能を健全に機能させるためにも必要なこと」であることが明らかになっています。
つまり、嗅覚の低下は、認知症の最も早期のサインのひとつなのです。
今日は、整体師として21年間、体と脳の関係を見つめ続けてきた私が、嗅覚と認知症の深い関係、
そして今からできる予防法についてお話しします。
なぜ「匂いがわからなくなる」ことが、
認知症につながるのか
嗅覚は脳に最も近い感覚器官
嗅覚は、視覚・聴覚・触覚・味覚とは決定的に異なる特徴を持っています。
それは、脳にダイレクトに届く唯一の感覚であるということです。
香りの情報は、鼻から入ると嗅細胞→嗅球→嗅皮質というルートを通り、
わずか0.2秒で大脳辺縁系(感情や記憶の中枢)へと到達します。
この経路は、脳の外部と直接つながっている唯一の神経経路なのです。
そして、認知症(特にアルツハイマー型)が最初に影響を与えるのも、
まさにこの嗅覚に関わる脳領域。嗅内皮質や海馬傍回といった部位です。
認知症の症状が出る「5〜10年前」から嗅覚は低下する
恐ろしいことに、嗅覚の低下は、
認知症の他の症状(物忘れ、判断力の低下など)が現れる5〜10年も前から始まっていることが研究で明らかになっています。
つまり、「最近匂いがわかりにくい」と感じた時点で、すでに脳の変化は静かに、
でも確実に進行しているかもしれないのです。
嗅覚の低下が認知症リスクを2.2倍に
ある大規模研究では、嗅覚テストで低いスコアを示した高齢者は、正常な嗅覚を持つ人と比べて、
その後10年間で認知症を発症するリスクが約2.2倍高かったと報告されています。
さらに、嗅覚の低下は、パーキンソン病といった神経変性疾患とも強く関連していることが分かっています。
嗅覚が低下する「現代特有の3つの原因」
①慢性的なストレスによる嗅覚神経の萎縮
長期間のストレスにさらされると、コルチゾール(ストレスホルモン)が過剰に分泌され、
海馬や嗅球の神経細胞が萎縮することが分かっています。
特に40代・50代の働き盛りの世代は、仕事や家庭のストレスが慢性化しやすく、
知らず知らずのうちに嗅覚機能が低下している可能性が高いのです。
②スマホ・PC作業による脳疲労
長時間のデスクワークやスマホ使用で脳が疲弊すると、脳への血流が低下します。
嗅球や嗅皮質も脳の一部ですから、血流不足の影響を受けます。
特に首・肩の筋肉が硬直していると、脳へ向かう頸動脈や椎骨動脈の血流が阻害され、
脳全体が慢性的な酸素不足・栄養不足に陥ります。これが嗅覚機能の低下を加速させるのです。
③加齢による嗅細胞の減少
嗅細胞は、体の中で唯一「再生する神経細胞」として知られていますが、加齢とともにこの再生能力が低下します。
60代では20代の約60%、80代では約40%にまで嗅細胞の数が減少すると言われています。
しかし、適切なケアをすることで、この低下スピードを遅らせることは可能なのです。
今日からできる「嗅覚トレーニング」
①意識的に香りを嗅ぐ習慣
コーヒーを淹れるとき、料理をするとき、散歩中に花の前を通るとき——
日常の中で「香り」を意識的に感じ取る習慣をつけましょう。
特に朝起きてすぐ、柑橘系の香り(レモン、オレンジなど)を嗅ぐことは、嗅覚神経を活性化させるのに効果的です。
②4種類の香りでトレーニング
ドイツの研究で効果が実証されている方法があります。
それは、レモン・ローズ・ユーカリ・クローブの4種類の香りを、朝晩それぞれ10秒ずつ嗅ぐというもの。
これを12週間続けると、嗅覚機能が有意に改善したという報告があります。
和精油でも同様の効果が期待できます。
③鼻呼吸を意識する
口呼吸ではなく鼻呼吸を意識することで、鼻腔を通る空気量が増え、嗅細胞への刺激が増加します。
普段から「鼻で吸って、鼻で吐く」を習慣にしましょう。
ちゅ楽ができること——
脳と嗅覚を根本からサポート
ちゅ楽では、嗅覚機能の維持・向上と認知症予防のために、アロマ+インディバとアロマ+脳疲労ケアの組み合わせをおすすめしています。
インディバで脳への血流を劇的に改善
インディバは、高周波(0.448MHz)を使って体の深部から温める最先端の温熱機器です。
首・肩周辺にインディバを当てることで、頸動脈や椎骨動脈の血流が劇的に改善され、脳への酸素・栄養供給が増加します。
脳への血流が増えることで、嗅球や嗅皮質といった嗅覚に関わる脳領域にも十分な酸素と栄養が届き、
機能が維持されやすくなります。
さらに、インディバの温熱効果は自律神経のバランスを整え、ストレスホルモンの分泌を抑制。
慢性ストレスによる嗅覚神経の萎縮を防ぐ効果も期待できます。
脳疲労ケアで嗅覚中枢を直接ケア
脳疲労ケアでは、頭部・首まわりを丁寧にほぐすことで、脳脊髄液の循環を促進し、脳の老廃物排出をサポートします。
特に重要なのが、後頭部から首にかけての「後頭下筋群」へのアプローチ。
この筋肉が硬直していると、脳への血流が阻害され、嗅覚機能も低下します。
施術中、多くの方が深い眠りに落ちるのは、脳が本当の意味でリラックスし、回復モードに入っている証拠。
この状態こそが、嗅覚神経の再生と維持に最も適した環境なのです。
この組み合わせが最強な理由
インディバで脳への血流を改善した後に脳疲労ケアを行うと、ほぐれた筋肉に栄養と酸素がしっかり届き、脳の回復が加速します。
逆に、脳疲労ケアで筋肉をほぐした後にインディバで温めると、温熱効果が深部まで浸透しやすくなり、
自律神経のバランスがより整いやすくなります。
この相乗効果によって、嗅覚機能の維持と認知症予防に、最も効果的なアプローチが実現するのです。
「最近、匂いを感じにくくなった気がする」——その小さな違和感を、どうか見逃さないでください。
認知症は、発症してからでは遅い。でも、早期のサインに気づいて適切なケアをすれば、予防できる可能性があるのです。
経験を持つスタッフが、今のあなたの体と脳の状態を丁寧に見極め、最適なケアをご提案いたします。
10年後、20年後も、香りを楽しみ、豊かな記憶とともに生きるために。
ご予約、お待ちしています。