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「花粉症なのに、なぜか肩まで凝る」--それ、花粉が自律神経を狂わせているからです。



こんにちは、ちゅ楽の佐久眞です。
 

毎年この時期になると、こんなご相談が増えます。

「花粉症の季節になると、なぜか肩こりもひどくなる」
「鼻がつまって眠れないせいか、朝から体がだるい」
「目がかゆくて頭が重くて、集中できない日が続いている」
 

花粉症と肩こり、一見まったく関係なさそうですよね。
でも実は、これは偶然ではありません。
花粉症が引き起こす体への影響は、鼻水や目のかゆみだけにとどまらず、全身の不調として広がっていくことがあるのです。
 

今年の花粉シーズンは要注意です。日本気象協会の予測によれば、2026年春のスギ花粉の飛散ピークは早い地域では2月下旬から始まり、
広い範囲でピークとなるのは3月上旬から中旬の見込みです。
さらに東日本と北日本では例年より多く、非常に多い所もある見込みとのこと。
特に横浜・青葉台周辺にお住まいの方は、例年以上の対策が必要な年になりそうです。

今日は、「花粉症と体の不調の意外なつながり」について、整体師の視点からお話しします。
 

花粉症が全身の不調を引き起こすメカニズム

1. アレルギー反応が自律神経を過剰興奮させる

花粉が体内に侵入すると、免疫細胞がこれを「異物」と判断して攻撃を開始します。
このとき、体内では「ヒスタミン」「ロイコトリエン」などの化学物質が大量に放出されます。

これらの物質は鼻や目の粘膜に炎症を起こすだけでなく、自律神経にも直接作用します。
特にヒスタミンは交感神経を強く刺激する物質で、花粉が大量に飛散する時期には、
体が常に「警戒モード」に入ったような状態になります。
 

交感神経が過剰に興奮すると、筋肉が持続的に緊張した状態になります。
首から肩にかけての僧帽筋、背骨を支える脊柱起立筋群——
これらが花粉シーズン中ずっと収縮し続けることで、肩こりや首こり、腰の重だるさとして表れてくるのです。
 

2. 鼻づまりによる「口呼吸」が体に与えるダメージ

花粉症のつらい症状のひとつが、鼻づまりです。
この鼻づまりが続くと、人は無意識のうちに口呼吸へと切り替わります。
これが体にとって、思った以上に大きな問題を引き起こします。
 

本来、鼻呼吸では鼻腔の構造が空気を温め、加湿し、異物をフィルタリングしてから肺に届けます。
一方、口呼吸ではこれらの機能がすべて失われ、冷たく乾燥した空気が直接喉や気管に入ります。
 

さらに深刻なのが、姿勢への影響です。
口呼吸をすると、気道を確保しようとして自然に頭が前に出る姿勢(頭部前方位姿勢)になります。
前回のブログでもお伝えしましたが、頭が10cm前に出ると首にかかる負担は通常の約3倍になります。
花粉シーズン中、毎日この姿勢を続けることで、慢性的な頸椎への過負荷が生じ、頭痛・肩こり・首こりが悪化していくのです。
 

3. 睡眠の質の低下による「回復不足」の連鎖

鼻がつまったまま寝ると、睡眠の質が著しく低下します。
口呼吸での就寝は、いびきや睡眠時無呼吸のリスクを高め、深い眠り(ノンレム睡眠)に入りにくくなります。

深い睡眠が得られないと、成長ホルモンの分泌が抑制されます。
成長ホルモンは筋肉や組織の修復に不可欠なホルモンですから、
これが不足すると日中の疲労が翌日に持ち越され、蓄積していきます。
 

「花粉の季節はいつも疲れやすい」「毎年この時期になると体がだるい」と感じている方は、
アレルギー症状そのものだけでなく、この「睡眠の質低下による回復不足」が影響している可能性が高いのです。
 

4. 花粉症薬の副作用が体をさらに疲弊させる

多くの花粉症の薬に含まれる抗ヒスタミン成分は、副交感神経を抑制する作用があります。
これが眠気や口の渇き、集中力の低下といった副作用として現れます。

さらに、副交感神経が抑制されることで体の「休息・回復モード」への切り替えがうまくいかなくなり、
筋肉の緊張が解けにくくなります。
薬で症状を抑えながらも、体は慢性的な緊張状態から抜け出せない——
花粉シーズン中に体のだるさや肩こりがなかなか改善しない背景には、こうした薬の影響もあるのです。
 

花粉シーズンを乗り越える
「体の内側からのアプローチ」

①鼻呼吸を取り戻す「横隔膜呼吸」

口呼吸の習慣がついてしまっている方に、まず試していただきたいのが横隔膜呼吸(腹式呼吸)の練習です。

仰向けに寝て、両手をお腹に当てます。
鼻からゆっくり息を吸い、お腹が膨らむのを感じる(4秒)。
次に口をすぼめてゆっくり吐き、お腹がへこむのを確認する(8秒)。
これを1日10回、就寝前に行うことで横隔膜の動きが改善され、自然に鼻呼吸へと戻りやすくなります。

横隔膜は「第二の心臓」とも呼ばれ、この筋肉が適切に動くことで胸郭が広がり、肺への空気の取り込みが改善します。
同時に、横隔膜の動きがリンパ液の流れを促進し、免疫機能の向上にも貢献します。
 

②胸鎖乳突筋のリリースで鼻づまりを緩和

耳の後ろから鎖骨にかけて走る「胸鎖乳突筋」は、口呼吸や頭部前方位姿勢によって過緊張になりやすい筋肉です。
この筋肉が硬くなると、リンパの流れが滞り、鼻や喉の粘膜のむくみが増長されることがあります。

親指と人差し指でこの筋肉をつまみ、ゆっくり上下に動かしながらほぐす(1〜2分)。
これだけで鼻の通りが改善したと感じる方も多く、施術前後で実感していただけることが多いセルフケアのひとつです。
 

③免疫機能を整える「腸腰筋ストレッチ」

免疫細胞の約70%は腸に集中しています。
腸の働きが低下すると、免疫機能全体が落ち、アレルギー反応が過剰になりやすくなります。
腸の動きを改善するには、腸腰筋(背骨と大腿骨をつなぐ深層筋)の柔軟性を保つことが重要です。

前回のブログでもご紹介したランジポジションのストレッチを、花粉シーズン中も継続することをおすすめします。
腸腰筋が柔らかくなることで腸への血流が改善され、腸内環境が整い、アレルギー症状の緩和にもつながります。
 

ちゅ楽ができること

花粉症の時期は、体が内側からストレスにさらされ続けている状態です。
自律神経の乱れ、筋肉の緊張、睡眠の質の低下——
これらが複合的に絡み合い、「なんとなく毎日つらい」という状態を作り出しています。
 

ちゅ楽のリリース整体では、花粉シーズンに特に負担がかかる頸椎周辺・胸椎・肩甲骨まわりの筋膜を丁寧にリリースし、
自律神経のバランスを整えていきます。
口呼吸によって固まった胸鎖乳突筋や斜角筋へのアプローチは、鼻づまりの緩和にも効果を感じていただける方が多いです。
 

さらに「脳疲労ケア」では、頭部・首まわりを丁寧にほぐすことで、
花粉症特有の「頭が重い・ぼんやりする・集中できない」という症状の改善をサポートします。
脳への緊張を緩めることで深いリラックスへと導き、睡眠の質向上にも貢献します。
 

和精油を使ったアロマトリートメントも、この時期に非常に効果的です。
嗅覚を通じて大脳辺縁系に直接働きかける精油の香りは、過剰に興奮した交感神経を鎮め、
副交感神経を優位にするサポートをしてくれます。
 


花粉症の症状を「仕方ないもの」と諦めていませんか?

体の内側から免疫と自律神経を整えることで、花粉シーズンの過ごし方は変わります。
経験を持つスタッフが、今のあなたの体の状態を丁寧に見極め、最適なケアをご提案いたします。
 

火曜日・金曜日は24時まで営業中(一時的)です。花粉でつらくなる前に、ぜひ体をリセットしにいらしてください。

今年の花粉シーズンを、去年より楽に乗り越えましょう。

ご予約、お待ちしています。
 

【ご予約はお早めに!】






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