アロマのお話

飛騨高山へ【和精油yuicaのアロマ体験】vol.2

飛騨高山へ【日本産アロマ体験】vol.1
の続きです。

ゆったりとした時間が流れた食事が終わり・・・
早速、へ案内して頂きました


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裏山への入り口。
見渡す限り山で囲まれています

森の案内人北川さんです。
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森の植物の話を沢山していただきました。
北川さん。
とても楽しい方です。

クロモジの葉
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お料理にも出てきましたが・・・
和菓子に付いてくる楊枝もこの黒文字の枝が使われています。

抗感染・免疫up・鎮痛・抗不安作用があるといわれています。
抗菌作用を知ってか、
昔から枝を歯ブラシや爪楊枝として用いられていたそうです。

なんと!
このクロモジ・・・
ローズウッドと成分が似ているんです!




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精油にはないけれど・・・
ホオの木。
岐阜では「ホオ葉みそ」が有名ですね。

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大きい葉っぱ~ぁ
ホオの葉のを使って
↓こんな感じで料理に使います。

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お次は・・・
ヒメコマツ。
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他の松の葉は2枚ですが、ヒメコマツは5枚からできています。
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5枚になっているのが、見にくいでね・・・
松ぼっくりも松によって形が違うんですよね。
赤松と姫小松の松ぼっくり区別がつきますか?

撮るの忘れました・・・

ヒメコマツは抵抗力up・免疫up・細胞修復・自律神経の調整。


今では西洋の精油が主流ですが、日本産の和精油もなかなか良いものです。
馴染みのある香り、なんだか「ほっ」とするような心地よさ
日本人ならではの感覚なのでしょうか?

日本産の樹木精油の原料は、
間伐材だったり木材として使用できない枝葉から作られているそうです。
狭い個所に木々が密集してそれぞれが成長を妨げないように、
木を「間引き」しているのです!

決して森林破壊をしているんではないのです!
むしろ、森林保護になっているんですよね。

昔は、人が生活に必要な樹木をほどよく切ることで、
バランスが保たれていたが、近代化によって人が森へ入らなくなり
日本の森は荒れ放題になってしまったとのことです。

この樹木の精油は生態系の保全であり
その木を有効利用しようと生まれたものだそうです。


実際に森林を目の前にしてお話を聞くと
セラピストとして役に立てることはないかと
色々なことを考えてしまった・・・


つづく・・・

日本産アロマ体験
vol.1【アロマランチ】
vol.2【森へ入って和精油の原料探し】
vol.3【ニオイコブシってどんな精油?!】
vol.4【水目桜の面白い発見】
vol.5【精油の抽出ってどうなってるの?】
vol.6【抽出後のチップで足浴】


ちゅ楽に欠かせない【日本産精油】のメーカーである『yuica』さんのブログに『ちゅ楽』が紹介されました。
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