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スタッフブログ 体について: 2017年11月

膝と股関節と足首

忙しくて、久しぶりの投稿になってなってしまいました・・・
 
今日は、膝について書いていきます。
 
膝は、とても重要な関節のひとつです。そして、ケガや傷害が多い関節でも
あります。
 
膝関節は、大腿骨(太ももの骨)・脛骨(スネの骨)・膝蓋骨(膝のお皿)
の三つの骨で構成されます。主な動きは、膝の曲げ伸ばしですが、伸ばしきる
時に脛骨(スネの骨)の回旋運動があります。
 
 
この回旋運動が膝の緩みや安定につながっています。
 
女性に膝関節の問題が多いのは、男性に比べ、骨盤が左右に広く膝関節との
位置のバランスが悪いのと、膝の回旋運動(脛骨のねじれ)による膝関節の
不安定性が関係
していると思います。
 
 
膝の曲げ伸ばしだけではなく、回旋運動も重要なんです。
 
 
あともうひとつ膝蓋骨も大事なんです。
膝蓋骨は上下・左右・回旋など、いろんな方向に動きます。
この動きが硬くなってしまうと膝の曲げ伸ばしができなくなってしまいます。
 
 
では、どうして膝の痛みを訴える人が多いのでしょうか?
 
股関節と足関節(足首)の中間に膝があるからです。
 
股関節に何か問題が起きても、足関節に問題が起きても膝に影響が出てきます。
 
 
例えば、股関節にストレスがかかった時に、自由度が高い股関節は、うまく
ストレスに対処できますが、その股関節の自由度が低い場合、その影響を
膝関節が対処します。しかし、膝関節は曲げ伸ばしが基本的な動きなので
側方のストレスには弱いんです。
このストレスが続くと膝の内側が痛くなったりしてしまいます。
 
膝関節の痛みは、膝が問題ではなく他の場所の影響によって、結果として
膝が悪くなっているケースが多いです。
 
膝関節の痛みは、股関節や足関節(足首)が重要です。
 
 
膝を痛めないように、股関節や足首にも気をつけてくださいね!
 

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